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GAFC ユースリーグ試合観戦 ~判断と技術の連動~

20180925

中秋の名月は昨日、そして今日が満月らしいですが、
さすがに今日の天気では満月を見ることができないですね

3連休は、お彼岸ということで、両家の墓参りに家族で行ってきました
そして、昨日はチームアドバイザーをさせてもらっている
GAFCユースチームの試合観戦

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1・2年生主体のチームで都立松が谷高校との対戦でした。

結果は残念ながら0対2で敗戦

試合観戦から感じたことは、個もチームとしてもこれから更に成長が
期待されるなということ

メンバーそれぞれ技術レベルは低くないと思いますし、スキルが高い選手
も多いと感じたのですが、もっているポテンシャルを試合で十分には
発揮しきれていないなというのが正直な感想でしょうか

10あるポテンシャルを試合で5しか発揮できないA選手がいる
7あるポテンシャルを試合で6発揮できるB選手がいる
結果として実力では劣るかもしれないB選手がその試合ではパフォーマンスが
高い選手と認識される。

こういうことって、スポーツの世界以外でもよく起こっていることだと
思うんですよね。
練習ではめちゃくちゃうまいのに、試合になるとそのスキルを活かすことが
あまりできていない選手をみかけることも少ないないように思います

キーワードは『判断と技術の連動』でしょうか。

プレーしている最中に、いくつかのプレーバリエーションイメージ
持っている選手とそうでない選手がいるとき、前者の選手を個人的には
期待できそうな選手だなと認識しています

しかし、の中から状況に応じて瞬時にベストな判断をできるかは別問題。
ドリブルをしかけるのか、スルーパスをねらうのか、それともボールキープするのか。
途中までドリブルをしかけようと思っていたが、相手と自分とまわりの状況を
見て、瞬間的にパスに切り替える判断力などには個人差がありますね。

次の段階は、セレクトしたプレーの質がハイレベルであるかどうか。
ここでは、普段の練習で培った基礎技術の差が見え隠れする部分かと思います

①プレーのバリエーションイメージが豊富であること

②上記の中から瞬時にベストな判断ができること

③判断したプレーを高いレベルでミスすることなく実行できること

この①~③のプロセスのどこかで、プレーヤーのレベルに差が生じているのでは
ないでしょうか。この①~③のレベルがすべて高いプレーヤーがいわゆる上手い選手、
センスがある選手だと自分では思っています

④として付け足すのであれば、誰にも負けない独自のストロングポイントを
持っているということ
だと思いますね
足がめちゃくちゃ速いとか、体がめちゃくちゃ強いとか、ドリブルがキレキレとか・・・

そういう意味では、昨日の試合を見ていて感じた部分は、①と②の部分で
個々が更にレベルアップしてほしいなということなのでしょう。

もちろん、③も常に高いレベルを目指して行ってほしいと思います

それは、③のレベルを高めることによって
①の幅を広げることができて、プレーに余裕が生まれるという効果もあるからです

右足しか蹴れない選手が、左足も右足と同じレベルで蹴れる選手になれば
もちろんプレーバリエーションは増えますし、相手との駆け引きでも優位に立てる
はずです。

プラスαの試合の見方とすれば、チームメンバーのプレーのバリエーションを
広げるためには、ボールを持っていない選手の動きの質もチームとしては重要
だと
考えています。

そこで、2~3歩前にでるとか、後ろに下がるとか、相手のマークをわざと引き付ける
動きをするとか、そのような動きの質も個人差が大きいと感じました

『味方を助ける動きができる選手』が多くチームにいることも
強くなるためには重要な要素でしょう

日々、上記のような人と差がついているポイントを意識して練習を積み重ねて
いくこと、試合を積み重ねていくことで、強い個と強いチームに進化していって
ほしいと思いますね。

そんなことを昨日の試合を見ながら感じましたので、終了後に簡単ではありますが
選手たちにお伝えしました。

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