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スピード&時間感覚のギャップ ~Time is Money~

20180921

最近、日々の気温差が大きいので体調管理に気を付けないといけませんね
今日はけっこう肌寒い・・・

先日、コンサルティング先の幼稚園にて、体験したことなのですが、
そちらでは、コンサルティング以外の業務依頼もありまして、
現在、ホームページ製作もCLPとして請け負っています

そこで、あるテーマに基づいた原稿作成が必要なので、主任クラスの
先生に宿題ということでお願いしたのです・・・

自分の感覚としては、その作成に要する時間は、多めに見ても2日間あれば
十分であり、自分としては1日あればできる内容という認識でした

もちろん、いろいろなその他業務が重複する中での宿題ですから、
締切期日を決めるときに、そんなことも考慮して・・・

「次回の訪問日までにお願いします」

という言葉をかけました。実際に次回の訪問日は約2週間後だったのですが、
その人の表情を見ると、その期間では到底できない・・・
というような表情なのです

そこで感じたことは、タイトルにもあるように

『スピード&時間感覚のギャップ』

もちろん、人それぞれ感覚の違いがあるのは当然のことだと思っていますが
2日が2週間になってしまうほどのギャップには驚きましたね

そして、更に感じたことは

『育った環境で、人の感覚は大きく変わっていく』ということ。

自分は20代の頃、いろいろな意味で厳しい環境で時間を過ごしたほうだと
思っています。その中でやはり、時間や業務スピードというテーマにおいても
厳しい先輩方の指導が日々シャワーのようにふりかかってきました
ので、
日々、時間との格闘だったな~と思います

業務スピードや処理スピードが遅いままだと、どんどん自分の睡眠時間が
削られて、寝る時間も確保できないような20代でしたから・・・
必然と業務スピードや業務効率をアップするように意識せざるを得ませんでした

どうやったら半分の時間にできるのか?
どうやったら同じ時間で高いパフォーマンスをあげられるのか?

そんな自問自答と先輩からの投げかけが日々続くのでした

当時はかなりハードな環境でしたが、
今となって思うことはありがたかったな~ということですね
その日々が今の自分の力になっていることを実感しているからです

もし、自分がそういう環境に身を置いていなかったら、上記のような
ギャップは感じていないかもしれません

話をよりマクロにしていきますと、今までの経験則や人との出会いの中で

『時間を延長することによって、自分のリスクヘッジをする人』

がいるな・・・と感じることも多いですね。

期日内にできなかったらどうしよう?
他の仕事が重なって、計画通りに仕事ができなくなったらどうしよう?

そんなネガティブなイメージが先に頭に浮かんでしまい、自己防衛本能と
相まって時間を延長しておくことでリスクヘッジをする

少なくとも思うのは、時間を長くかければ必ずよい仕事ができる、
よいアウトプットができるというのは正しい考え方ではないと思っています。

いくら時間をかけても相手が求めるアウトプットや成果が出せない人
がいるのも事実ではないでしょうか・・・

Aさん:『やる前からできない理由や言い訳を並べて、自己防衛する人』

あまり印象がよくないですし、伸びない人の特徴だと思っています。

Bさん:『指定された条件の中で最善を尽くすように考えて行動して結果を出す人』

これが社会人やプロとしてのあり方だと自分は教わってきましたし、
多くの尊敬できる人は皆そういう人達ですね

そして、組織やチーム環境ということでは、
リーダーがAさんタイプなのか、Bさんタイプなのかが大きな分かれ道

Aさんの組織やチームは、その他多くのメンバーが言い訳&自己防衛スタイル
になっていくことでしょう。
意識の高い若手が成長イメージが持てず不満と不安が溜まり辞めていきます。

Bさんの組織やチームは、その他多くのメンバーが高いパフォーマンスを
発揮して信頼されていきます。

だから、コンサルタントとしては、各組織のトップやリーダーの態度や言動を
注意深く観察したり、話したりしながら人となりを把握することを重視していますね

『その人の心根は、態度や言動や行動に表れる』

もちろん個人差はありますが、注意深く観察していればわかるものです。

仕事のスピード感覚や時間感覚についても同じことが言えるでしょう。
リーダーの感覚が組織の感覚として良い意味でも悪い意味でも浸透していきます
あえて少し厳しめにするくらいの意識的感覚をリーダーには持ってほしいなと
思いますね。

『時は金なり』ということを、ちゃんと理解している人は、それをまわりの
メンバーにも意識的に伝達したり、指導したりしていますよね。

まずは『自分の感覚を疑ってみる』必要はあると思いますし、優秀で感度が
高い人は、日々それをやりながら自己修正している方、バランス調整している方
だと思いますね

今日は、仕事の現場で感じたギャップを通じて、自分が思っていることを
整理してみました。

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