久しぶりのカラダメンテナンス in STUDiO PiVOT
今日は、カラダメンテナンスの日・・・
ということで、家族でお世話になっている
『STUDiO PiVOT』に行ってきました。
前回のメンテナンスが昨年の6月6日でしたから
ずいぶん時が過ぎてしまいました
夫婦ともに、最近いろいろと忙しい日々で心身ともに疲労がたまって
いるだろうと思って、足裏診断をしてもらうと・・・
平山さんから、「雑賀さん完全に疲れているね~」と・・・
足裏の診断から、今自分のカラダに起こっている現象を的確に
教えてくれます
そして、下半身と上半身の連動の話が本日のメイン・・・
「下半身は上半身である??」
これだけ聞いても意味不明だと思います。
一般的にスポーツや運動では下半身の動きが重視されるイメージが強い
ですが、いくら下半身を鍛えても、上半身が固まっていたらその下半身は
うまく機能しないということ
子どもたちを見ていても、上半身が力み過ぎて、なんだかぎこちない動き
になっているシーンを見かけることが多くないでしょうか?
力を入れることによってパワーが生まれるという
勘違いの刷り込みをされている子がとても多いのです
実は力を入れるのではなく、力を抜いてリラックスした状態のほうが
人間のパワーがでやすくなる・・・これを知っているか知らないかは
とても大きいと思いますね
サッカー選手などでも、ライン際でつまったときに、カラダを固めないで
しなるようなカラダの使い方ができれば、相手を抜き去ることができる。
シュートシーンでも、世界の一流と呼ばれている選手のプレイを
スローモーションで見ると、カラダに力が入っているのではなく
自然体でしなやかな動きをしていることがよくわかります
つまり、リラックスして可動域が広くて、自分が持っているポテンシャルを
最大限に生かすポイントをつかんでいるので、そうではない相手よりも
いろいろな場面で優位に立てるということでしょう
その典型が日本が誇る世界のイチローですよね
彼が自宅でやっているトレーニングをテレビで観たことがありますが、
関節の可動域を広げるストレッチを丁寧にやっていたシーンが思い起こされます。
特に、平山さんは、股関節が最も重要だとおっしゃいます。
そういえば、イチローって、いつも股関節を伸ばすストレッチしていますよね
というお話を前提に今日はそれをカラダで感じてみよう
というコンセプトで施術をしてくれました。
つまり、下半身にはほとんど触れず、上半身の凝り固まっている部分を
ほぐして、本来のあるべき状態に戻すことで、下半身がどう変化するのか??
それを体感してみようということ。
平山さんに自分の上半身を見てもらい、肩甲骨と肩回りの筋肉を入念に
ほぐしてもらうと、それをやる前に動かしてもそこまで可動域がなかった
足が、何もしていないのに、勝手に緩んでいく感覚が・・・
人間のカラダって本当に理にかなっているんですよね。
上半身が固まっている状態で、下半身の可動域を広げすぎると怪我をする
恐れがあるから、脳が指令を出して、可動域制御をしているそうです。
上半身が緩んで、良い状態を取り戻すと、そのタイミングで脳が指令
を出して、制御を解除する・・・だから、何も触っていなくてもカラダの
状態が変化するという理屈。
その結果としてパフォーマンスが向上するというわけ
平山さんがいつもおっしゃるのは、運動や体育は教えられても
なぜカラダが動かないのか、なぜそれができないのか、
成績が伸びないのか・・・その理由をカラダの構造から説明できる
指導者は本当に少ないということ。
私もとても共感する部分です
それを客観的にわかりやすく誰もが納得して自分にとって何が必要で
無駄だったかを理解した上でトレーニングに励むと、その効果はものすごい
高まるわけです。当然なのですが、それを根性論や筋トレ重視でやっている
ような指導者もまだたくさんいるようですね
選手の成績が伸びない、チームが勝てない・・・
指導者の責任がもっと問われるべきだとおっしゃっていました。
ほとんどの指導者が足し算的なトレーニングをする中で、
平山さんが大切にしていることは、
『省いていくトレーニング』
何を省くのかというと、その選手が最大のパフォーマンスを発揮する
ための
『無理・無駄・勘違い』
動きの質の洗練度を究極に高めていくというトレーニングなんだと思います
そして、選手が勘違いして思い込んでいることも多いので
その考え方も洗練させていくということでしょう。
人間て、誰かに教わったことをずっと信じ続けていることがありますもんね。
でも、それが何の根拠もないものだとしたら・・・
そういう中で、カラダやスポーツの世界やビジネスの世界でも
パフォーマンスを上げるためのポイントをズレて理解していたら
いくら頑張っても、努力してもある一定のレベルにしか到達できない
そんな話も2人でしていました。
企画書は上手にかけるけれど、それがなかなか良い結果につながらない人。
練習はまじめに一生懸命取り組んでいるけれど、試合で結果を出せない選手。
共通していることは、
『物事の本質を深く捉えきれていない』
だから、いつもその場の対処に終始してしまうだけ。
パフォーマンスが高まらない根源的な理由に対して
アプローチできていない人達という結論でしょうか。
平山さんとそんな話をしながらの施術は自分にとっていつも
すごく有意義な時間となります。
やはり、上っ面ではない本質的なお話しを共有できることが
とてもうれしいですね
施術終了時には、いつものようにカラダが蘇った感覚
そして明らかに、少々前傾姿勢でバランスをとっていたシルエットが
自然体できれいでまっすぐな立ち姿勢になりました。
これが、本来の良い状態なんだということが体感覚でわかります。
それと同時に、自分の呼吸の質が改善されたこともわかります。
現代の子どもたちのカラダにも、このようなことが起こっていますから
カラダ教育ってものすごく重要だと思っています
そして今日はオプションコースあり・・・
ハイ・チェッカーなるもので、自分の肺年齢を図ってみようとなり、
チャレンジさせてもらいました。
簡単に言うと、自分の肺が持っている全体のポテンシャルの何%を
うまく使えているかを測定できるものです。
最初、やり方が難しくて少々苦戦しましたが、何回か挑戦して
出た私の数値が「62」
「75」くらいあるとベストらしいのですが、上の中程度の評価
まあまあですかね。
奥さんも原田さんの施術を受けて、心身ともにリフレッシュできた
ようですそして、1歳9か月の息子も、楽しそうに不思議そうに
両親の施術シーンを見ていました。
息子が動いているシーンも少し見てもらったのですが、
今のところ、なかなか動きの質が良くて将来有望との評価でした
そんなカラダメンテナンスの機会は、とても家族にとって大切だと
思っています。これからも定期的にお世話になっていくことでしょう。
いつも有意義な時間を
平山さん、原田さんありがとうございました。