SOCジュニアスクール ラスト!!宿泊研修会 ~仲間から同志へ~
- 2018.02.05
- 講演&研修SPECIAL ONE CLUB
2月2日~3日にかけて、弊社が主催している
「幼稚園のトップ&幹部養成講座」
『SPECIAL ONE CLUB ジュニアスクール』
の宿泊研修会でした。
今回がシーズン1・シーズン2と2年間学んできたメンバーとの
最後のジュニアスクールとなりました
自分で企画したものが言うのもおかしいのですが、結論から言うと
「本当にジュニアスクールをやってきてよかったな~」と思えましたし、
このメンバーと出会えたことにも感謝できる時間となりました
2年前の5月、正直なところ6人という人数でちょっと少ないのかなと
心配しながらスタートをしたこのジュニアスクール・・・
後継者という立場のメンバーも入れば、後継者という立場ではないけれども
現場をまとめる幹部・リーダーという立場のメンバーも入り混じるメンバー構成
の中で、同じ学びの空間に身を置いていても、それぞれの心理の違いや
受け止め方の違いなどもあったと思います
そして、園の規模の違い、運営体制の違い、立地環境の違い・・・
しかし、私としてはそこは意図していたポイントでもあり、志を高くもつ
メンバー同士であれば、それぞれの違いがあったほうが互いに学び合え、
教え合え、共感し合える仲間になれると思っていました。
シーズン1では座学を中心に私の著書「幼稚園の経営を劇的に変える方法」
を基本テキストにして、私がメイン講師というカタチで学んでもらいました
そして2年目の今シーズンは、学んだことを更に深め、イメージアップ
するために、モデル園見学をしたり、ゲスト講師を招いて学んだり・・・
こうやって今までを振り返ってみると、刺激的な時間、楽しい時間、
学び合いの時間をメンバーと共有してこれたことをうれしく思います
そして2年間の総括ということで、今回の会場になった場所が、
神奈川県三浦市にある『マホロバ・マインズ三浦』
東京からは少々遠いですが・・・
宿泊&研修施設がセットになっているという点、海が一望できる
リゾート感覚のロケーションという点からセレクトしました
2日の午後に集合してもらって、最後の研修がスタート。
その日は、私が今までお伝えしてきたことを総括的にお伝えする時間。
「人は、同じ内容を聞いても、聞くタイミングで受け取り方は変わるもの」
その時の問題意識や抱えている背景の違いによって、受け取るものが変わる
ので、大切なことを繰り返してお伝えしていくことも大事だと考えています
そして、人間はどうしても忘れる生き物でもありますからね~
もちろん、講義を聞いているだけではなく、メンバー同士で考える時間、
意見を共有する時間の中で、今までインプットしてきた内容を
整理してもらいました
その後は、全員で夕食を食べて、部屋に戻ってお酒を飲みながら語らう時間・・・
楽しく熱い語り時間のため写真は撮り忘れました
そして、翌朝みんなで美味しい朝食を食べているシーン
そして、本当の最後は・・・
メンバーそれぞれが今までの学びを整理して、
これからの自分と組織にどのように還元していくのかを
プレゼンテーションする時間(1人20分程度)
普段それなりにプレゼンの機会はあるのでしょうが、
メンバーの前でやるとなるとまた違う緊張感があるようで、
皆さん、結婚式の挨拶を待つような心境でそわそわ感が伝わってきましたね
しかし、それぞれのプレゼンテーションの内容やレベルは素晴らしいものでした
講義の中で、プレゼンテーション力を強化することもトップ&リーダーの
大切な要素であることは常に伝えてきましたからね~
それぞれのスタイルも違って、またそれが学びにつながるという
有意義な時間となりました。
”学んでいる病”に陥らないようにしてほしいと思っています。
研修や勉強会は参加して聞いているだけでは、自分の力になりません・・・
学んだことは、自分の頭の中で整理、翻訳、転換しながら
職場や与えられた環境下で実践と反省を繰り返していくプロセスを得て
自分の本当の力に転換していくことを重視してもらっています。
『アウトプット環境のないインプットは自分の力につながらない』
『違いがあるからこそ、学び合える・・・そこには受容力が必要』
自分が2年間お伝えしてきたこと、感じ取ってほしかったことを
ジュニアスクールメンバーがちゃんと自分の状況に合わせて、
理解を深め、今後に活かしていきます!!と宣言してくれたことは
本当にうれしくてうれしくて・・・(涙)
私の一番大きなコンセプトとしてこのジュニアスクールで
学んでもらいたいと思っているキーワードは・・・
『環境プロデュース力』
自分も含めた、園を取り巻く、チームを取り巻く、個人を取り巻く
環境をどのように変革すると、あらゆることがうまく動き出すのか??
環境を変える因子は、行動であり、行動を変える因子は能力であり
能力を変える因子は、信念や価値観
だからこそ、自己プロデュース力をベースにしながら、まわりの人達をも
良い方向に導いていける、真のトップ&リーダーを育てていきたい
と思って、ジュニアスクールという学び舎を運営しています。
小手先のテクニック論を教えるスクールにはしたくないのです
最後のプレゼンテーションの中で、何人かのメンバーからこんなメッセージ
がありました・・・
『単なる勉強仲間という関係ではなく、ここで同志を見つけられたことが
とてもうれしい』
私は、それを”同志的結合”と言います。
「人や組織は”同志的結合”を得たときに、より高いエネルギーとパワーを
発揮することができる」
あの人が頑張っているから、自分ももっと頑張らないとな・・・
この2年間の一番大きな価値は、そこにあるのかもしれません。
共に学び、共にもがき、共に成長しようとしている本当の仲間を
得ることができた喜びと心地よさを感じながら、ジュニアスクールが完結
したことで、自分も役割をある程度成し遂げられたのかなとちょっと安心
した気分でした。そして充実した気分でした。
同志の関係は切れることがない・・・そして終わることはない・・・
ということで、早速、来期は、それぞれの園をみんなで見学しよう
という企画を自発的にしているメンバーの姿をうれしく感じました
あらためて、CLPの理念である
『ヒト・モノ・コトの素敵な出会いを通じて、
世の中にプラスの力と新しい価値を創造していきます。』
ということに関しては、今回、それが実現できたのではないかなと
実感している自分がいます
これが、私なりの『環境プロデュース』だとも思っています
そんなプロデュースをまた継続していきたいと思いますので、
新年度から第2期生のジュニアスクールをスタートする予定です
詳細は後日お知らせ致しますが、
ご興味ある方はぜひメンバーになってほしいと思います
最後に・・・
SOCジュニアスクール第1期生の6名の皆さま、本当に2年間
ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
私も大切な同志ができたことをうれしく思います。
一応、完結とはなりましたが、この関係はそれで切れるものではありません。
皆さまのますますの活躍と成長を楽しみにしています。
今後ともより良き関係を継続していけたらと思っています。
よろしくお願い致します。感謝