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憤りのパワーの使い方と矢印の方向性 ~エネルギーコントロール~

20171121

ここ数日はだいぶ寒くなっていますね
コートを着ようかまだ我慢しようか迷う日々です。

数日前のコンサルティング現場で、
まわりのメンバーとのいろいろなギャップにどうしてもイライラ
したり、憤ってしまったり、そんなときにうまく自分をコントロールできない

どうしても、そのネガティブな気持ちが相手やまわりに伝わってしまう・・・
そんな相談がありました

自分としは、人が相手に印象を与える3要素を

『態度・表情・言葉遣い』

と定義しています。おそらく、その人もふとした瞬間に
イライラやネガティブな感情が、態度・表情・言葉遣いに出てしまう
ことが多いタイプなのでしょう。無意識な部分もあると思いますね

以前、人の『憤り』に関する内容のブログを書いたことがありますので
以下に再掲載してみたいと思います↓↓↓

人間が一番モチベーションが高まる因子は、
  『憤(ふん)』だと聞いたことがあります。
憤とは、『憤る(いきどおる)こと』ですよね。
例えば、何かの勝負に負けたときの憤り、
彼氏や彼女にふられてしまったときの憤り、
上司に理不尽な評価をされてしまったときの憤り・・・
生きていればたくさんの憤りがあるわけです

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そんな時に多くの人が心の中で呟くのは
『今に見ていろ!!見返してやる!!』って感じでしょうかね

当然、なんらかの競争や勝負に負けてしまったときに
『憤』の感情が芽生えるでしょう。
しかし、そこで大切なポイントは、
『憤の感情やパワーを自分のプラスにつなげること!!』

つまり、『今に見ていろ!!見返してやる!!』と言って、
あいつは〇〇だから・・・と相手のことを否定したり、環境のせいにしたり・・・
そんな人は、矢印を自分の外側に向けるクセのある人間ですよね

大切なことは、『憤』のときに自分の内側に矢印を向けられるかだと思うのです
せっかく『憤』という状況が自分におとずれて、
そこでわき上がったパワーやモチベーションは自分に向けると得をするのです。
外側に向けてたら、何も得をしないわけです。

人生の中でいろいろな競争に一喜一憂しながら『憤』のパワーを与えられたときに
自己成長のパワーにしてしまう人が賢い人
であり、他人否定のパワーにして、
現実逃避するクセのある人は、そのパワーをまったく自分の成長に
つなげていないのです。
非情にもったいないことをしていると思いますね~


そんな記事を以前書きました。

なので、その人には同じようなことをアドバイスさせていただきました

心根が悪い人ではないのに、『態度・表情・言葉遣い』で損をしている
人がけっこう多いなと感じています。

そういう悪い癖がついてしまっている人にも遭遇しますね~

憤りという感情が発生するということは、理想やあるべき姿をしっかり
もっている証拠とも捉えることができます。

自分が思い描いている理想や常識と、相手のとった行動がかけ離れて
いたときに、人はそんな感情になることが多いのではないでしょうか。

でも、そんなときこそ、パワフルな感情を自分のマイナス評価のほうへ
向けてしまっては賢くないと思いますね
せっかくの大きなパワーを自分のため、相手のためになるように
うまくコントロールできるようになることが
人としての成熟度の高さだとも思っています

人が持っているエネルギーとかパワーというものは個々で確実に差があるな~
と個人的に感じています

何かの出来事や誰かに対して、本気で憤慨できる
というのは、その人が人一倍のエネルギーやパワーを持っているという
ふうに考えることもできるでしょう。

私はトップ&リーダーになるための要素として、
『エネルギー量』というのは大切な要素だと思っています。

だからこそ、そのエネルギーを有効に使う術を磨いていくことが必要でしょう。
 
実は、自分もとても”キレやすい性質”を持っているタイプだと
自覚しています。だからこそ、そうならないように普段から自己制御の
意識を高めにしている自分がいます。

でも、まだまだ成熟度は高くないときがあり、自己反省を繰り返す
日々でもありますね~
これからも、常に自己研鑽に努めていきたいと思います

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