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成長・進化プロセスの習慣化 ~体験の意味づけ~

20171110

まさに紅葉のベストシーズンとなりました
今日は午前中、代々木公園をランニングしていたのですが、
けっこういい感じになっていますね

食欲の秋、そして冬・・・
一昨日は出張先にて、旬の美味しい蟹をご馳走になりました~
美味しいものは、やっぱり食べたい派なので、
どうしても最近ウェート過多なのと、今月末に地元横須賀の
シティーマラソンに出場する予定もあって・・・
走るには寒くもなく暑くもなくこれまたベストシーズンですね

CLPが主催している勉強会に
『SPECIAL ONE CLUB ジュニアスクール』が存在します

幼稚園・保育園・認定こども園の若手園長・後継者・幹部クラスの
養成スクール
で、定例会やらモデル園の見学やらゲスト講師の講演会やら
そんな学びの機会の組み合わせプログラムとなっています

同じメンバーで2シーズン目に突入しているのですが、
参加しているメンバー全員に2学期から共通の宿題を出しています

①『自園のコミュニケーションカルチャーづくり』

②『自分自身がした体験の意味づけレポート提出(月1回)』

ですから、9月分、10月分のレポートが各メンバーから私の手元
に届いている状況になります
そこで、それぞれの会員メンバーのレポートの中から
体験を通じてよい学び、良いポイントに気づかれたなと思うようなフレーズ
を少し以下に抜粋して記載していきたいと思います。(順不同)

★人生において、大概のことが「人との出会い」によって一歩前に進めている

★徹底と追求をしていく仕組みづくり

★ ただ、仕事のやり方・保育の仕方を教えるだけではなく、何のために
 これをやるのか?どうするとチームの力、園の力が高まるのかを日々伝える

★園経営のヒントは、職員との対話にもある

★朝は必ず笑顔で自分から挨拶 そして他の人にも笑顔で 対応

★私たちにとっては一瞬の出会いかもしれないけど、子供たちにとっては
一生の宝になる! ほど重大な仕事をしているのだと実感

★「人が育つ」ためには、目配り、気配り、心配りなどの徹底の積み重ねだと
 感じました。それをトップが実践し、価値観を浸透させるということ。

★「対象者理解とゴール設定の重要性」

★「全員にファンになってもらう」というスタンスではなく、
 「この場で好き嫌いを判断してもらうようにしよう」と決断

★「やらないことを伝える」ことで、園の顔が浮き出る
 
★概ねの優先枠該当者と募集目標人数から今後一般枠で何名くらいの方に
 見学会や説明会・公開御璽などに足を運んで頂かなければならないかの見通しを
 立てることができるのではないか

★お話しされている内容に覚悟と、強い思いがあるからこそ、相手に響くような
 説明ができる

★信念や自分の強い思いがあったとしてもそれを教職員に発信し、現場の教職員が
 その思いに共感して職務を全うできなければ幼稚園は運営できません

★自分のキャラや特徴を生かすべき、先代の残したものをただ踏襲するだけではだめ

★ マニュアル通りに動くだけではなく、そこに人の心が加わり、相手のために
 出来る限りのことをする。その行動から意識の高さを感じ、こういう人達を
 プロというのだろうなと思いました

★「何を言うかより、どう言うか」。相手に伝える術を磨く。
普段も読書の習慣はありますが、”言葉を磨く”ことに意識を向けて
読むことを決めました。

★「優秀な先生になって欲しいとは言わないので、ただ後輩の憧れになるような
先生になってほしい」ということを伝えました

★最終的に決めてとなったのは、施設ではなくやはり人でした

★社会生活・集団生活で、嫌なことが山ほどある中、苦手なことにも挑戦し、
 逃げない力、踏ん張る力、できるようにするにはどうしたらよいか・・・
 子ども達が肌や感覚で感じ、体験を通してこの先つまづいても立ち止まらずに
 少しづつでも歩いていける力を身に付けて卒園してほしいと思います。

ここ2ヵ月の間にこのような気づきや学びを会員の方々がされたようです。

なぜ、このような宿題を出しているのか?? それは・・・

『体験の意味づけの習慣化=成長・進化のプロセス』

だと思っているからです。自分の経験則を通じて強く感じていること。
だから、将来のトップや組織のリーダーになる人達にとって、そのような
プロセスを普段から当たり前の感覚として身に付けてほしいという
願いが込められているのです

日々自分の目の前に起こっている現象、自分が日々体験、体感していること、
何気ない日常の風景の中にある大切な何か・・・

同じ環境に身を置いていても、人の成長や進化に差が生じているのは、
現象、体験、体感に対するアンテナの張り方が違うからだと思います

生きていれば、誰でも日々多くの体験を積み重ねているはずです。
その数々の体験を自分に意味あるものにするか、意味のないものに
するかは、その人の考え方、捉え方次第ということ

体験を意味づけして整理しておくと・・・
それは、人に何か大切なことを伝えるときの道具となります。

しかし、体験や体感しただけにしておくと、それは単なる過去の
出来事でしかないのです。
だからエピソードトークにしか使えない・・・
そんな人の話はあまり楽しくないし、人の心を動かすほどのパワーとインパクト
を感じることはないでしょう

トップ&リーダーは人をマネジメントして、良い方向に導いていく
大きな役割があり、そこに大きな期待をよせられています

だとしたら、そのための準備を日々し続けることが重要となります
そして、それを意識してやっている人間とやっていない人間では、
当然、求められる力に差がついていくと思うのです。

だから、『体験の意味づけの習慣化』を今は宿題として、半強制的に
やってもらっています。
しかし、これは理想の姿ではなく自分が求めている最終的なゴールは、
強制されなくても日々の当たり前や習慣にしてもらうこと


『継続こそ力なり』という言葉がありますが本質をついていると思います
ある一定の時期だけ、言われたからやっている、そしていつの間にか
やらなくなってしまう・・・そんなことって多くありませんか?

自分の中で自信を持って継続できていることは何だろう?
継続できずやめてしまったものの中に、自分を成長させてくれた
ものはあるだろうか?

自問自答してみるといいかもしれません

実を言うと、自分にとってこのブログ自体が、
『体験の意味づけを継続するための仕組み』になっています
それは、強く自覚して自分に課していることでもあるのです。

だから、けっこういつも長文になっていることをお許し下さい。
日々やり続けることで、自分の頭が整理されるだけではなく
自分がどういう人間なのかを自分で再確認する機会にもなりますね

ちょっと調べてみたら、今回で963回目の投稿になるようです。
それなりに継続してきたことは確かかなと思います。
もうすぐ1000回・・・1000回記念はどうしましょう??

もちろん、経営コンサルタントとして、経営者として
人に何か大切なことを伝えるときの道具を増やしていく効果は大きいです

実は、最近、何かに迷ったときには自分の過去のブログ記事を振り返った
りします。そこには以外と適格なヒントが隠されていたり・・・

SOCジュニアスクールのメンバーにも宿題の期間が終わったとしても
体験の意味づけを継続&習慣化してもらい、トップ&リーダーとして
大切な道具を磨いていってほしいですね

自分の内面を磨き、研ぎ澄ましていく行為ってそういうことだと思います。
それが、人の成長・進化プロセスなのでしょう。

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