2017年度 第3回 SPECIAL ONE CLUB ジュニアスクール 定例会
- 2017.09.06
- 講演&研修SPECIAL ONE CLUB
昨日は、CLPが企画運営している、
幼稚園のトップ&幹部養成講座
『SPECIAL ONE CLUB ジュニアスクール』定例会が開催されました
昨年度のシーズン1から今年度シーズン2に移行して・・・
第1回は、6月に『白水学園見学勉強会』
第2回は、7月に”SPECIAL ONE CLUB&VALUE UP CLUBコラボセミナー”
『きらりと輝く”できるリーダー”の育て方と育ち方』
※詳細については上記の各タイトルをクリックしてご覧ください。
そして、3回目となる今回は、通常の定例会ということで
渋谷の貸会議室を借りて開催しました
第1回、2回がかなり濃い内容でしたので、まずはその学びをあらためて
各人で整理するところからスタート
1.第1回・2回のスタディーポイントの整理
チームに分かれて、スタディーポイントをディスカッションしながら
整理してもらった後に、私なりに整理したポイントは以下の5つ
①リーダー育成と役割認識(期待認識)
⇒No2・主任・学年リーダーの育成
⇒期待の伝達と認識
②コミュニケーションカルチャーづくり
⇒価値観、仕事観の共有(園風づくり)
⇒帰属意識の醸成と愛園化を目指す
③基本と当たり前の明確化と徹底(浸透活動)
⇒基準のレベルアップと浸透活動
④経時進化と時流適応
⇒ベストを尽くして、ベストを疑う
⇒PDCAサイクル
⑤守・破・離
⇒他園の真似で終わるのではなく、自分・自園らしさの追求
⇒オープンスタイル
そして、上記に付随してお伝えしたことは、何かに取り組んでいても
なかなか成果につながらない要因は、徹底度が低いことに起因している場合が多い
ということで、徹底度を高めていくときのポイントをお伝えしました。
【徹底を徹底するためのポイント】
①一点突破・・・絞り込み(選択と集中)
②未来のメリット(デメリット)の共有
③徹底の具体化と共有
④チェックの仕組みづくり
2.コミュニケーションカルチャーづくり
コミュニケーションのあり方・やり方が、各園のカルチャーを継続的に醸成していく。
報告・連絡・相談、指示命令、意思疎通、ビジョンの浸透・・・
各園のコミュニケーションカルチャーは大きく異なる。
そして、組織やチームが良くなるときも、悪くなるときも、その主要な原因が
コミュニケーションに起因していることが多い。(テキストより抜粋)
ということで、以下の3つのテーマについて、チームディスカッションを
しながら、各テーマを強化する上でのポイントや大事な要素について
整理する時間を設けました。
テーマ①『報告・連絡・相談について』
テーマ②『指示命令と意思疎通について』
テーマ③『理念・ビジョンの浸透と帰属意識の向上について』
皆さん、ディスカッションしながら、けっこう苦戦していましたね
でも、他園の勉強仲間と話し合い、話し込み、考えをすり合わせる時間
をSPECIAL ONE CLUBでは大切にしているので、そんな時間をたくさん
とりたいと思っています。
上記を踏まえて、私から以下の2テーマについてのレクチャーを
させていただきました
【チームコミュニケーション強化のポイント】
・オープンマインドへの関係づくり
・語るも大切だか、聞くほうがもっと大切(聞く8割、話す2割の意識)
・ポジティブメッセージ
・感謝心は人と人とのジョインター
・指示は命令ではなく、説明で(必要とメリットの伝達)
・話す順番はマクロからミクロが基本(結論を先に話す)
・情報翻訳能力(伝えたことが伝わったことにはならない)
・ゴールを共有することからスタート(私たちは何を目指し何を成し遂げるのか)
・自分のニーズと相手のニーズの違いを意識する
・対話力が人間関係を決める
【帰属意識の向上・愛園化に向けて】
・憧れのリーダーづくり(自分磨きと修養)
・成長サポートとやりがいの実感(貢献感、使命感、向上感を与え続ける)
・ブランド化とファンづくり(自園への誇りを作り出す)
そして、最後に入園説明会を控えている皆さんに、シーズン1の復習
ということで・・・
3.伝達力・プレゼンテーション力の強化
個人的な経験則として感じていることは・・・
『アウトプットの場を自分に課さないと人は成長できない』
ということ。
【基本的なプレゼンテーションのポイント】
①ターゲットの明確化
②目的の明確化
③説明ではなく、思い・感情を伝える
④大・中・小の法則(構成要素の整理と目次・タイトル化)
⑤体験談
⑥例えばの多様
⑦ロジカルなストーリー展開(問題提起と解決策の連動)
⑧未来への期待とメリット(ワクワクする未来を語る)
そして、時期も時期なので以前ブログの記事にもしている以下の内容も
簡単に共有しました。(お時間ある方はクリックしてご覧ください)
そして最後のちょっとしたオプションスキルとして・・・
★ギャップ効果・・・相手に見えている自分を素材に使う(exこう見えても・・・)
★キャッチフレーズ・・・自分の特徴をわかりやすく一言で
★ペース切替法・・・伝えたい箇所のみゆっくり話す
★ザイガニック効果・・・人は完成されたものより、未完のものの方が
印象に残りやすく、興味をひかれてしまう(失敗談など)
上記のテクニックについても共有して定例会が終了!!
そして、いつものようにSOCジュニアスクール恒例の宿題発表
トップ&リーダーとして、各園のコミュニケーションカルチャーを
レベルアップしていってほしいですね
そして、アウトプットの意識を常に持って、日々を過ごしてほしいと
思っています
『体験の意味づけを継続していくと、直感力が高まる』
究極の判断スピードは、直感で答えがわかることだと思っていますので
ジュニアスクールのメンバーには、直感力を鍛えてほしいので
あえて、上記の宿題を出させてもらいました
各人からのレポート提出を楽しみにしたいと思います。
昨夜の懇親会も、渋谷の居酒屋にてメンバーと楽しく熱く語らう
時間となりました
そんな時間もメンバーにとって刺激的で有意義な価値のある
時間になっていると思います
第4回のSOCジュニアスクールは10月開催・・・
スポットでの参加も受け付けておりますので、
詳細はまたこのブログにてお知らせしたいと思います