頑張り過ぎない、けど質は下げない
最近、お会いした何人かの人に、「腱鞘炎大丈夫ですか?」とお声かけいただき、
このブログ読んでくれているんだな~と実感
腱鞘炎は完全復活しましたので、ご心配なく
しかし、先日のハーフマラソンの影響で、今度は右足裏に異変が・・・
少々足裏に過重が蓄積したのか、悲鳴をあげております
ということで、現在は、足を引きずりながらの生活を余儀なくされています
いや~なんとも情けないですね~
それはさておき・・・
先日電車に乗って広告を見ていたら・・・
ゼクシィの広告にこんなフレーズが出ていたので、なんとなく気になって
iPhoneにメモをしておきました。
『頑張り過ぎない、けど質は下げない』
自分も2011年12月に結婚式をしたことを思い出します
経験した人ならわかると思いますが、式の準備ってなかなか大変ですよね~
そんなことを書いていたらふつふつと当時の記憶がよみがえってきました
それも準備段階でちょっといろいろあったお話しが・・・
式場は意外とスムーズに決まり、
我々の主担当になってくれたのは25歳くらいの女性でした
いろいろなことを決めなければならないので、忙しい合間をぬって
打ち合わせの時間を確保して、最終段階までこぎつけたときに、
席次調整の話になったわけです
親類や仕事関連、友人関連を含めてこれまでお世話になった人たちを
ご招待しようとすると、どうしても会場キャパに収まらず、
なんとかキャパ限界の130人まで絞り込んだわけです
1卓に座れる人数が決まっているので、どうしても同じ属性のグループを
1つの卓で座ってもらうことができず、その他の席に座っていただく人もいて・・・
理想的には、同じグループは同じ卓で座ってもらえたらと思いますが、
こればかりはしょうがないな~と思って、親類の何人かの人には別の卓
に座ってもらうことになってしまいました
そう思っていた矢先に、その担当者から席次表の最終確認の一覧が
送られてきたのです。そちらを確認すると、その親類の席が本来理想とする
1卓におさめれていたのです・・・
こちらとしては、配慮してくれてなんとかうまくスペースを確保してくれた
んだろうな~と感謝の気持ちで、その担当者に連絡を入れたのです
ところが、配慮なんかしていなくて、同じグループだから単純にそこに
入れ込みました・・・というような内容の回答だったのです
こちらは会場もチェックしているので、絶対に1つの卓にその人数を
入れ込むことはできない、スペース的に限界であることを前提として
しょうがなく、その条件の中でのベストを選択していたわけなのです
つまり、そんな席の配置は、実際的に不可能なのに
それを、こちらに提案してきたわけですよね。
こちらが、そこまで考えていなくて、その提案のまま当日を迎えたら
その卓の人達は狭くて、食事もままならないわけですよね・・・
だからそんな回答をされたときに、自分の頭の中で『ぶちっ』という音が
なりまして完全にキレてしまったんですよね
こちらとしては、正直なところ何百万円もお金をかけて、一生に一回の
大切な日、そして自分達にとって大切な方々をお招きする日ですから、
最低でもご招待した人達に不満を与えるようなことは決してあっては
ならないと、真剣にいろいろと準備してきているわけです
席についても泣く泣く理想ではないけれど、与えれらた条件の中
で最大限の配慮をして決めたわけです
それを、式場の担当者、いわゆる専門家としてサポートしている人間が、
そのレベルのことも配慮していないという状況。
実は、準備段階での打ち合わせについても、どうもマニュアル的な対応で
夫婦ともに少し違和感と不安は感じていたんですよね
そんなことも重なり、最終段階でそのレベルの対応をされてしまったので・・・
久しぶりに人に対して”キレました”
それから、更なる問題発生・・・
もちろん、こちらの指摘に対して、謝罪の言葉があり、席次については
当初こちらが立てたプランに戻して対応することになりました。
なんと、そこからその担当者との連絡が途絶えたのです
そして、当日を迎えたわけですが、当日も会場に姿を見せず・・・
そして、その状況に対する会社からの説明も特になく・・・
こちらとしては、当日は乗り切ることに必死で、
そんなこと構っていられない状況でしたが、あとから考えたらひどい話ですよね
式後も特に説明はなく・・・
結婚式はなんとか無事に乗り切ったのですが、なんとなくその問題に対しては
未だに納得がいかないんですよね~
その件で私が言いたい事は・・・
『頑張り過ぎないにも程があるだろう』 ということ。
結果から言えば、その担当者の女性は、何も考えて仕事してなかったんだな
と思うわけです。いわゆる、マニュアルちゃんの典型例
そして、最終的にフェードアウトして逃げてしまったわけです。
上記のケース・・・別に結婚式に精通していない普通の人でもちょっと考えれば
わかることですよね。
それに加えて・・・
基本的に一生に一回のお客様のものすごく大切な日をサポートする専門職である
という認識が甘すぎる。
何百万もお金をいただく商品とサービスを提供する仕事をしているんだ
という自覚がなさすぎる。どれだけ責任がある仕事なのかがわかっていない。
そんな意識レベルでこの仕事をしていたら、ものすごくお客様に失礼ではないかな~
と思うのです。ですから、次の人達にそんな思いをさせたくないということもあって
おこがましいですが、上記のような内容を教育的な意味も込めて指摘したのですが・・・
ご本人はそこに向き合わず逃げてしまったわけです
組織や会社に対して思うことは・・・
マネージャークラスの人間に私の経営コンサルタントという肩書の入った
名刺を渡しているわけですから、そのマネージャーも、ある程度キャリアと実績の
ある人間を担当者にセレクトするという能力がなかったのかな~と思うのです。
なぜ、25歳でまだキャリアが浅い人間を担当につけたんだろう??と疑問にも思うのです。
まあ、終わったことをうだうだ言ってもしょうがないのでもう終わりにしますが、
思い起こすと未だに気分がよくないですね。
フォローしておくとすれば、当日にサポートしてくれたスタッフは
素晴らしい方でしたよ。
チャペルと披露宴会場についてもとても満足がいく素晴らしい空間でした
ここで、話を戻したいと思いますが、
『頑張り過ぎない、けど質は下げない』という言葉についての解釈ですが、
『頑張り過ぎない』が先行しては良くないと思うのです、
まず大前提として、『質は下げない』ことが優先されるべきだと思うのです。
今回の事例で言えば、頑張り過ぎないことで、確実に提案の質が下がっているわけ
ですよね。それだと基本的にはクレームや不満が発生するものです。
今回の事例のように、若い人の中で経験もなく実力もついていないのに、
頑張り過ぎないで、なんとか質を下げないことはできないかな~なんて
考えている人がいるとしたら、それは大きな勘違いと大きな甘えだと伝えたいですね。
『頑張り過ぎない、けど質は下げない』を実現できる人になるためには、
努力して経験を積み重ねて、本当の力をつけていく必要があると思いますね。
つまり、最初はめちゃくちゃ頑張ることが大切で、その延長線上に
フルパワーで頑張らなくとも、質を下げない力がついていくんだと思うのです。
この言葉は、そのように解釈すべきではないでしょうか。
個人的には、この言葉を勘違いして捉える人がいるかもな~と
思って、自分なりの解釈を自らが体験した事例を踏まえて整理してみました。
(もちろんゼクシィが意図しているメッセージの意味合いとはちょっと違うとは
思いますが)
そして、思うことは
『施設一流でも、人が三流では、最終的な印象は三流で終わる』
ということ、経営コンサルタントとしてよくお伝えしていることでもあります。
あらためて、組織における個々の大切さを考えさせられますね
その他の人達が素晴らしくても、直接接した担当者の印象については
我々夫婦にとって、いつまでもマイナスなわけですから・・・
それって、その会社全体の評価につながってしまうんですよね
『頑張り過ぎない、けど質は下げない』
それは、めちゃくちゃ頑張った人がたどり着けるステージなんだと
思います。
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