第5回 SPECIAL ONE CLUB ジュニアスクール
- 2017.01.26
- 講演&研修SPECIAL ONE CLUB
昨日、CLP主催の
『SPECIAL ONE CLUB ジュニアスクール』
今年度の第5回目が渋谷の会場にて開催されました
幼稚園のトップ&幹部の養成講座として、
今年度から新たにスタートした企画 年間5回の講座となります
ということで、今回が最終回。
その背景にある思いは・・・
『組織はトップとリーダーで99%決まる』
長年、幼稚園の経営コンサルタントをしてきて、今強く実感していることです
弊社が主催している、幼稚園のトップ&幹部&リーダー向けの学びの場の
総称である『SPECIAL ONE CLUB』
以前から、若手園長や後継者の方々をメインにした勉強会は継続していますが、
『ジュニアスクール』というネーミングで開催するのは今年度が初めてですね。
第5回ジュニアスクールのメインテーマは・・・
★『人財育成プロセスマネジメント』
★『採用・教育・評価・コミュニケーションシステム』
★『全体総括』
前回の復習からスタートして、各回で出している宿題に対する
メンバー同士の意見交換と情報シェアタイムへ
前回学んだ、リーダーシップの前提条件となる影響力&信頼感を高める
各種因子について、この2ヶ月で取り組んだことや気づきを共有。
そして、一流の基準について、それぞれが整理してきたこともシェア
なかなか難しいテーマかもしれませんが、
組織のリーダーとしては、『あらゆるモノゴトの基準の幅』を
知っていることはとても重要なことですよね~。
そして、今回はスペシャルゲスト講師をお招きしました。
ANAの元客室乗務員であり、ファーストクラス教官、チーフパーサー
でもあった島影さんです。
その経緯については、以下のブログ記事にて以前紹介しています。
この記事に書いてあることをベースに、
一流の人達の資質や基準についてお話しいただきました
総括としては、
『相手本意と自分本意の差』が大きな分かれ道になっているということ
自己中心的な考え方が強くて、目の前の細かいことに振り回されて
自分の感情をコントロールできない人間は一流にはなれない
クレームの事例をベースにわかりやすく解説していただきました。
その後は、最終回のメインテーマである
『人財育成プロセスマネジメント』について
私からのレクチャータイム。簡単に言うと、
①採用活用
②教育・育成活動
③評価・褒める仕組み
④コミュニケーションスタイル
この①~④のレベルアップこそ、人が育つ体制の確立につながる
ということですね。それらが高いレベルで連動して機能しているとき
人が育ち、伸びる環境が整い、高いモチベーションの組織になって
いくということですね
それぞれのポイントは・・・
①採用・・・求める人材の明確化と自園の考え方に共感できる人材の採用
②教育・・・成長シナリオの基づいた研修・研鑽機会の提供(心の在り方+スキル教育)
③評価・・・評価軸の明確化とほめる仕組みの連動
④コミュニケーション・・・帰属意識や一体感が生まれるカルチャー醸成
上記を実現するための具体的な事例やトレンドについて皆さんと
共有させてもらいました
最後に1年間この勉強会を受講した感想をそれぞれから発表してもらい
私からも最後のメッセージを・・・
そもそも、このジュニアスクールで身に付けてほしい力の総称を
『環境プロデュース力』とお伝えしてきました。
『人間は良くも悪くも環境に左右される』
だからこそ、価値あることは、その環境を自らの力でより良くしていくこと
だと思っています
自分がうまくいかないことを環境のせいにするのは誰にでもできること。
組織のトップ&リーダーが求められる力は、目の前にある環境を
少しでもよくしていく力なのではないでしょうか
そのためには、あらゆる学びと経験と意識改革が必要になるでしょう。
環境を誰かが良くしてくれるのを待つ人間ではなく、
自ら、その環境を多くの人にとってプラスになる環境に変革していける
人こそ、真のリーダーだと思うのです
そんな力の総称を今回のジュニアスクールにて
”環境プロデュース力”という言葉で表現させてもらいました。
実は”生きる力”としても、このような力はとても重要だと思いますね
さすがに、年間5回(20時間)の勉強会では、それを体得することは
難しいかもしれません。でも最後に自分がメンバーの方々に
伝えたかったことは・・・
ここで学んだことを日々の生活と仕事の中で
意識的に取り入れていく習慣を身に付けてほしいということですね。
『守・破・離』(しゅはり)という言葉があるように、
学ぶということは、最終的に自分のスタイルを確立するということである。
というお話しもしました。
学ぶとはコピーすることでもないし、真似することでもない・・・
正しいポイントとコツを理解してチャレンジを継続していく中で
自分が自然体で無理をせずうまくいくスタイルを見つけ出すこと
なんだと思うんですよね~
自分が出会ってきた一流の人達の共通項の1つは、
『常に自然体であること』
でもそれは最初からそうであったわけではなく、血のにじむような
試練を乗り越え努力を繰り返してきた結果・・・
自分のオリジナルスタイルが確立されたということなんですよね~
そんな話もしつつ、1年間の締めくくりとなりました。
最後の懇親会は全員そろって、いろいろな話題で盛り上がりました。
そしてあるメンバーの方から、うれしいことにこの勉強会の
延長ラウンドのご希望もいただいたので、これから検討したいなと
思っているところです。
本当に1期生は勉強熱心で、将来が楽しみな方々に参加して
いただいたので、個人的にもこれで終わってしまうのはなんだか
寂しいなと思っていたところでしたし・・・
とにかく、プラスのパワーで前向きにつながっている人と過ごす
時間は本当に有意義だなと感じた勉強会でしたね~
本当に1期生の皆さま、お忙しい中ご参加いただき
誠にありがとうございました。感謝
新年度の延長ラウンドも内容が固まりしだいアナウンスさせて
いただきますので、ご興味がある方がいましたら、新規メンバー枠
も用意しますので、ご連絡下さい
明日は仕事モードから離れて、あるところに行ってきますので
また報告させてもらいます