ホームページは伝達力をアップする重要なツールだが・・・
- 2016.09.30
- CONSULTINGDESIGN&CREATIVE
今日で9月も終わり・・・ということは、今年も残り3ヵ月ということですね
本当に1年の流れが早いな~と感じます
一昨日、ある幼稚園の後継者の方からこんなメールをいただきました
実は、今年度で退職する職員が多くでました。
また、その職員が中堅から上ばかりで、人数・質の問題で採用の苦戦が
予想されましたが、今年度に関しましては、見学者数も順調で、なおかつ
本日、第1回目の採用試験を行ったのですが、9月に行った採用試験では
過去最高の受験者数、そして、質も断トツです。
ここ数年、採用したいのに出来なかった学校から数名、
しかも成績も学年トップクラスの子ばかり、また、今までご縁のなかった
レベルの高い学校の成績上位者ばかりが受験しました。
やはり、ホームページの影響と申しますか、反響が大きかったようです。
そこが来園のきっかけになり、園長の話を聞いて受験という流れになったようです。
また10月に2回目の採用試験を行うのですが、すでに数名から
見学の申込もきております。
採用の苦戦を覚悟しておりましたので、大変感謝しております。
まずはお礼まで。
そんな内容のメールです。
こちらの園から、昨年度ご依頼をいただいて、
ホームページの全面リニューアルの仕事をさせてもらったのです
こんなメールをいただいてうれしかったので、ブログに掲載させてもらえたら
ということでメールをしたところ、ブログに掲載されるならこんなエピソードも・・・
ということでわざわざ以下の内容も送ってくれました
先日、ある養成校の教授がおみえになり、採用の話をしていた時、
その先生は造形の専門なのですが、授業でWeb制作も行う先生なので
最近のリクルート向けに、HP・パンフだけ綺麗に作成するところがあるので
そんな園は受けないようにと学生さんに伝えているそうですが、
うちの園のHPは分かりやすく、保育の理念・園舎の設計コンセプトを
分かりやすく反映していて大変良いとおっしゃっていただけました。
雑賀さんに素敵なHPにしていただき、大変ありがたいです。
そんな内容のエピソードがあったそうです。
こちらの園は、素晴らしい新園舎を立てられたのですが、当時の
ホームページとその園舎のイメージがどうも連動していないということで
弊社に相談がありました。
一度ご訪問させていただき、現状確認とある程度の希望をお聞きした上で
私がその時の企画書にリニューアルテーマとして掲げたのは以下の3つでした。
①新園舎のイメージアップにともなう、ホームページとの連動性を強化
(オシャレ感を演出しながらもその他のコンテンツも充実させる)
②園児募集に効果的なツールとしての機能を強化
(
マーケティング的な要素を入れ込みながらの構成システム)
③園の広報力・情報発信力につながるシステム構築
弊社がホームページなどのクリエイティブ事業を手掛ける際の強みは、
ただのホームページの製作会社ではなく、園のコンサルティング会社が
がホームページを製作するということ
上記の②③については、長年のコンサルティング活動で培ってきた
ノウハウを入れ込みながら製作しております。
今回は、採用において、
『過去最高の受験者数』 『質も断トツ』
『採用したいのにできなかった学校から成績トップの子ばかり』
『ご縁のなかったレベルの高い学校の成績上位者ばかり』
そんな成果・結果につながったといううれしいメールをいただきました。
それは、上記の③によってターゲットとなる学生に園の魅力が
存分に伝達されたということでしょう
(もちろんホームページだけの効果ではありませんが・・・)
そして、11月の園児募集でも良い結果につながってほしいものです。
教授のお話しにあった、
「HP・パンフだけ綺麗に作成するところがあるのでそんな園は受けないように」
という部分ですが、それは一理あると思います。
私もHP製作やパンフレット製作の仕事をさせてもらう際、
できるだけおしゃれでかっこよくしてほしいとオーダーを
いただくことがあるのですが・・・
実態との連動や統一性をその前に重視することをお伝えしています。
それは何故か? こんなパターンを引き起こすことになるかもしれないからです・・・
『あそこの幼稚園、ホームページがすごく素敵でおしゃれだから
期待して見学に行ったんだけど、思ったよりも汚くて、先生たちもあまり元気がなくて
なんだか期待を裏切られてショックだった・・・』
まずいのは、バーチャルで期待をさせすぎてリアルでその期待を裏切ること!!
そのバランス調整は大切です。
ということは、伝達する素材としての園のあらゆる面(ソフト&ハード面)が
高いレベルであればあるほど、良いホームページやパンフレットを
作りやすいということ
これは、すべてのことに言えます。
例えば、飲食店でも、提供しているメニューが美味しくなかったら、魅せ方、伝え方の
マジックで一度はお客さんを呼ぶことができても、リピーターになる可能性はあまり
高くないでしょう
もちろん、魅せ方、伝え方のマジックがまったく意味がないということではありませんが、
本質的ではないということです
個人的には、本質的ではない仕事はあまりしたくないのが本音です。
大切なことは、園そのものの価値や力を常時高め続けていくことであり、
その状態で、ホームページやパンフレットなどの広報ツールを最適化すれば
効果はちゃんとでるということですよね
正直なところ、いろいろな園のホームページを見ていて感じることは
そのレベルに差がありすぎるということ。あまりよろしくない事例で言えば、
なぜか文字化けしている・・・
お知らせやブログなどの情報が更新されず、数年前のまま・・・
見る人が知りたい情報がどこにも掲載されていない・・・
スマートフォンで見ることができない・・・
退職している先生の情報が未だに掲載されている・・・ などなど
未だにそんなホームページも多くあるのです。
つまり、マーケティングのノウハウがほとんど反映されていないものが多いということ。
コンセプトや目的やねらいが明確になっていないものが多いんだろうなと思います。
あとは、自分の経験則から言えば、上記のようなホームページの園は、
ほとんど園の状態もそんなレベルだと認識して間違いないと思います。
だから、ホームページだけリニューアルしてよくなったとしてもほとんど効果なし
その前にやるべきことがあるんですよね~
今回、メールをいただいた園がなぜ、ホームページをリニューアルして
リクルートで大きな成果を出すことができたのか?
それは、ベースがしっかりしていたからに他なりません
いや~それにしても、今回のようなメールをいただけるのは
とてもうれしいことですね~
CLPとしても、今後はもう少しクリエイティブ部門の強化を図ることで、
それぞれの園の価値や魅力をターゲットにうまくつなぐサポートをしていけたらと
考えております。近い将来には、社員やその他スタッフも採用しながら・・・
ホームページやパンフレット製作などについて、ご相談のある方は
いつでも気軽にご連絡下さい。
TEL:03-5738-6539
E‐mail: info@croslifepartners.com
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