困れない人&もがけない人=成長できない人??
- 2016.07.22
- MESSAGECONSULTING
今日は、私が取締役をしている会社の社長と久しぶりの朝ミーティング
新しく立ち上げようとしている事業企画の相談をメインにその他もろもろの
情報&意見交換の時間・・・
朝8時のスターバックス表参道店は、居心地が良く、そこで時間を過ごす
人たちを含めた光景がなんだか絵になる場所でもあります
ミーティングは終わりましたが、心地よいので残ってブログを書いております
コンサルティング現場の真実として、最終的な相談は・・・
『人に関する相談』 になることがほとんどである。
もちろんそんな類の相談をコンサルティングサポート先の組織で
たくさん受けているのですが、最近特に共通して受ける相談内容は・・・
『若い人達の育て方が難しい』
そんな相談や悩みを受けることがどこに行っても増えている気がしています
どんな状況で何が難しいのかをある程度聞いていくわけですが、
自分なりにそれらを整理していくと、ある共通の要素があるように思えます。
それは、対象となる本人が・・・
『自分のまわりで起きている状況を正しく察知できていない』
その結果として、まわりがその人のフォローで必死に対応している
にも関わらず、本人は以外と涼しい顔をして淡々とマイペースで
過ごしてるような傾向あり
そんな感じでしょうか
以前、”もがけない人は成長しない”という内容のブログ記事を書きました。
詳細は以下をクリックしてご覧ください。
それに加えて、最近感じているのは、同じようなことではありますが・・・
『困ることができない人が増えている』
『困り方がわからない人が増えている』
そんな人いるの?なんて思う人が多いと思いますが、
自分なりに最近の人に関する問題として、一つのキーポイントではないかと
思っている傾向なのです
壁にぶち当たったり、何かできないことに直面したり、
自分のスキル以上のことを要求されてしまったり・・・
そんなとき、普通の人であれば、
自然と”困ったな~” ”なんとかしないと・・・”と思うものでしょう。
しかし、それまでの人生で、
困って⇒考えて⇒自分で決めて⇒解決していく
というごく当たり前の必要なプロセスを誰かや置かれた環境によって
排除され続けた人達は、この回路を体得する機会がほとんどなかったわけです
困る場面をほとんど体験することができなかったし、
自分なりに考えて、判断して、解決していく必要がなかったわけで・・・
そうすると、目の前の壁やできないことや要求に関しては、
自分が対応することではなく、誰かがやってくれるのが当然みたいな感覚
になってしまっているわけですよね。それも無意識に・・・
その結果として、普通の人がもがいて困って必死になる場面でさえも、
他人事のような感じで過ごしているように見えてしまうということでは
ないかな~と自分なりには整理してみたのですが、皆さんの見解はいかがでしょう??
つまり・・・
『本当に困るという体験をしたことがないから、困り方さえもわからない』
もしくは体験したことがないので、無意識にその状況にならないように逃避してしまう
日々の仕事を通じて、そんな人が以前よりも増えているのかな~と感じています。
その人が受けた教育や育った環境は、良くも悪くも人の人生に大きく影響を
与えていると強く思いますし、あとから挽回できないレベルというのもあると
思いますね~
もっともっと人に関する勉強をしていかなければいけないな~と思います