人間ドック初体験!! ~びっくりさせられました~
昨日は、人生初の『人間ドック』を体験してきました。
受診した施設は、自宅から、歩いて10分程度の場所にある
”PL東京健康管理センター”
たまたまインターネットでリサーチして見つけた場所。
いつも渋谷駅から歩いて帰ってくる途中になにげなく見ていた施設
なのですが、人間ドック健診施設とはあまり意識していませんでした
40歳となり、経営者として、一家の主として奥さんに以前から
人間ドックを受けてほしいと言われていたことと、40歳になると
子どもの保険に入るために、健康診断結果が必要になるという2つの要素
が重なり、今回の受診という決断に至りました。
基本的に病院という空間がなんとなく好きではないために、
実は、社会人1年目に受けた健康診断から、今まで一度も健康診断を
受けないで生きてきました・・・
20代は正直なところ、健康診断に行っている時間もない感じで
働いていたという背景もありましたね
最初の問診を受けたドクターに、そんな状況を伝えたら、
けっこうびっくりしていました~
病院に対するイメージが全般的にあまり良いほうではないので、
人間ドックについてもそんな感じかな~というイメージで挑んだのですが、
中に入った瞬間に別世界が・・・
まるでホテルのような受付とロビーを目の当たりにして、まずびっくり
こんなにゴージャスできれいでクリンリネスが徹底されているなんて
まったく想定していませんでした
何事も体験してみないとわからないものですね~
そして、自分の予約した時間帯は、おそらく2~3人程度なんだろうなと
勝手に思い込んでいたのですが、男女合わせて10人くらいの人達が
1つのチームになって受診していくスタイルにもびっくり・・・
だから、施設内にはおそらく数百人の人達が・・・
平日なのにこんなに、人間ドック受ける人が多いなんてこれまたびっくり
こういう施設に足を踏み入れると、どうしても職業病が発生して
コンサルタントとしてのアンテナがいろいろと反応してしまいます。
ハード面も素晴らしいのですが、今回一番素晴らしいと感じたのは
『スタッフの対応レベルの高さ&品の良さ』
それぞれのチームに、専任のエスコートスタッフが付いて、
受診工程をすべてサポートしてくれるのです。
そんなこともまったく想定外でした
人間ドックですから、いくつかの診査工程があって、それを順番に
進めていくのですが、その間、専任のエスコートスタッフが
フロア中に配置されていて、何かあればすぐにかけつけられる体制
まあ、ここまでの体制づくりは、他の施設や業種でもある程度できる範囲でしょう。
何が素晴らしいかは、そのスタッフさんたちの対応レベルでしたね
私が待合スペースでソファーに座りながら順番待ちしていると、
次の工程の確認のために説明をしてくれるのですが、
その際は必ず腰をかがめて、時には膝を付けて自分と同じ目線の高さに
合わせて対応してくれます。
私の見ている限りでは、すべてのエスコートスタッフが女性で、基本的には
若い年齢(20代レベル)の方が多かったように思います。
まわりを見まわしていると、すべてのスタッフがそうやって対応しているのです
そして、フロアを歩く姿も姿勢がよくて、だらしない歩き方をしている人は皆無
もちろん、ユニフォームも清潔感&統一感があって、素敵な印象です
それに加えて、話し方も落ち着いていて、声のボリュームやスピードも適切で
しっかり目を見て、スマイルで対応してくれます
自然にそうなったのではなく、
確実に緻密なトレーニングを受けているでしょう
話す内容やタイミングもすごく適切で、こちらがこの後どうなるのかな~なんて
思う前に必ず、次の工程や進め方や注意ポイントを自然の流れの中で
説明してくれるので、まったく不安な要素がありませんでした
各種の診察や受診工程でも、その担当者が、必ず名前で呼んでくれますし
「気分が悪くなったらすぐにお伝えくださいね。」
「痛くないでしょうか・・・」 「次はこちらで、お待ちください」
などと随時言葉をかけてくれて、そこで待っているとエスコートスタッフがある程度
のタイミングで声をかけにきてくれるという感じ
どうしても、工程間は待ち時間がそれなりに発生してしまうのですが、
待合スペースも広くて、人との距離感も近くないですし、そうやって声を然るべき
タイミングでかけてくれるので、まったくイライラすることもなく
快適な、3時間の人間ドックになりました~
いや~それにしても初体験だからということもあって、
想定を覆されたので、良い学びにもつながりました
おそらく、組織全体での”サービスマインド”や”CSマインド”の
教育やトレーニングが徹底されていると思いますね。
待っている間、エスコートスタッフのOJTが行われているようなシーンを
見る機会があったのですが、最初は先輩が模範を示し、それを受けて
新人さんが自分でやってみて、それを後ろでチェックしていた先輩が、
その後にアドバイスを丁寧にしていましたね。
そうやって、品質維持をしていく仕組みが定着している
シーンも見ることができました。
それにしても、フロアでエスコートをしているスタッフすべての
”品の良さ”はかなり高いレベルだと感じましたね
それらの品の良さは・・・
①立ち居振る舞い(歩き方や姿勢など)
②態度・表情・見た目の印象(清潔感、統一感など)
③話し方(ボリュームやスピード)
④話す内容(言葉のセレクトや的確なタイミング)
そんなポイントの1つ1つのレベルによって差が生まれています
正直なところ、幼稚園のコンサルタントとして、全国各地の園を見てきましたが
先生たちがこのレベルの園は、残念ながらまだ出会ったことがありません・・・
ちょっと悲しいですが、これが今回自分が強く感じた事でもあります
もちろん、業種や環境や背景は違いますが、
一般消費者は、あらゆる体験、経験の中で、人を評価していますから、
どうしても、比較されてしまうことは事実ですよね
でもこれって、座学で学んでもあまりピンとこないものなんですよね~
だからこそ、実体験から感じとって学ぶことが大切だと思います。
同(業種)から学ぶことも大切ですが、
異(業種)から学ぶほうが刺激を受ける場合があると思いますね。
そして、体験と体感を通じて学ぶほうが実践で使える学びにつながります。
今回、たまたま受けてみて、人生初の人間ドックでは、想定外の学びと
刺激をもらえまして、一石二鳥となりました。
あっ大切な総合診断結果ですが・・・
カラダの機能としては、どこの機能も標準レベルで機能している・・・
つまり、まったくの『健康体』であることがわかりました~
まあ、多少体重を減らしたほうがベストだとドクターに指摘されたので
そこに関しては、完璧を目指して継続的にトライして、理想体重に
近づいけたらと思います
やはり、カラダが健康でなければいろいろなことに支障が出ますから
また、定期的に足を運ぶ必要があるな~と感じました。