原点を感じる瞬間 ~人の喜びが自分の喜びにリンクする~
- 2016.06.08
- CONSULTINGGOURMET
月曜日・火曜日の1泊2日で関西出張に行ってきました
私の著書を読んでくれて、ご連絡をいただいた保育園の園長先生。
コンサルティングサポートをスタートしてから約3年の月日が経過しました
仕事を終えた帰り際に、園長の奥さんから言われたのが、
「雑賀先生に伝えたいと思っていたことがあって・・・」
「おかげさまで、年度スタート時の園児数が、以前の倍になりました」
この仕事をしていてこのような瞬間が、とてもうれしい瞬間でもあります
こちらの園、兵庫県のはずれにある定員90名の保育園です。
いつも東京からの移動は半日を要します。
だから、1日目に到着する午後から半日、そして2日目の午前中の半日で
コンサルティングサポートさせてもらっています。
現在は、年間に5回程度の頻度で足を運んでいます。
そんな場所ですから、当然地域の子どもの数は減少しているわけです。
お声かけいただき、サポートを開始したときは、年度が始まる4月の段階で
50数名の園児しかいかなったんですよね~
それから、段階的な改革を進めてもらい、
今年度はスタート時点で100名近い園児数に
こちらの園では、私と事前の打ち合わせをしたり、訪問時のコンサルティング内容
をプランニングするための専任の担当者を置いてもらっています。
今回の例で言うと・・・
到着してからのコンサルティングの中身や対応は、
(1日目)
①専任担当者との打ち合わせ
②園長との打ち合わせ
③若い職員(新人~3年目)に対する個別面談(1人30分×4名)
④全体研修(すべての職員が参加)
※19時半くらいに終了
(2日目)
①子育て支援プログラム担当者・関係者との打ち合わせ
(広報・集客・CSアップ施策など)
②若い職員(新人~3年目)に対する個別面談(1人30分×4名)
③幹部・主任クラスとの打ち合わせ
(マネジメントツール作成に対するアドバイス)
④園長との打ち合わせ
そんな2日間で、けっこう濃密な構成になっています。
各種打ち合わせにおいては、園全体であったり、各担当部門で進めている
施策の現状チェックと更に進化していくためのアドバイスがメインとなります。
すべての時間で高いレベルで神経をはって仕事をしていますから、
終わったあとは、頭とカラダがけっこう疲労していますね~
全体研修では、年間で取り扱うテーマが決められていて、
今回は、「高め合えるチームづくり」というテーマ。
今年度の学年グループごとにチーム方針とそれを実現するための
具体的目標、具体的取り組みを決めてもらいました。
次回の訪問時の全体研修にて、PDCAをまわしていくカルチャーをレベル
アップしていく意味も込めて、リーダーが進捗状況をみんなの前で
発表することになっています
なかなか、実際のコンサルティング内容を伝える機会はなかったと
思い、今日は良い機会だと思って、実際の事例をお伝えしてみました
もちろん、これは1つの事例で、すべてがそうであるということではありません。
まあ、ある程度しっかりここまで継続的なサポート体制を組ませて
もらえると、段階的に確実にこちらの園が成長されていることがよくわかります
『個の成長⇒チームの成長⇒全体の成長』
これは、すべて関連しています。
組織は個の集団ですから、やはり個の成長にアプローチすることも重要です。
だから、最近は、特に個別面談の時間も大切にしています。
カウンセリング的な要素やコーチング的な要素が求められますね。
そんなことを書いていたら・・・
顧問アドバイザーとしてサポートしている一般企業の幹部の方から
「おかげさまで、今回の体験会で100名を超える入会者を確保すること
ができそうです」
とのメールが届きました。やはりとてもうれしい瞬間です。
経営コンサルタントやアドバイザーとしては、やはりお手伝いしている人達の
プラスの結果や気持ちを受け取る機会が増えることはうれしいこと。
そうでなければ、自分の力もないし、価値もないということ。
これからもそんな機会がもっと増えていくように
更に頑張らないといけないな~と思います。
『仕事とは、人を喜ばすことである』
シンプルだけど、とても大切な原点
そんな原点を感じる瞬間は、上記のような一言をもらえたときですよね。
『人を喜ばすことによって、
自分が喜べる時間をどれだけ増やせるか』
この時間を普段からたくさん作り出すことができているか否か・・・
仕事が充実している人のポイントであり、
人生が充実している人のポイントだと思いますね~
けっこう神経はって、仕事をした後には、エネルギーチャージも必要・・・
いろいろな場所の特選グルメを堪能できるのは、
出張の醍醐味ですよね~
今回は、素敵な海の幸
「のどぐろの塩焼き」&「アワビのステーキ」
もちろん、どちらも大変美味しくいただきました。大満足
ご馳走さまでした