結局最後は”人”で決まる ~社会・地域づくりは人づくり~
私が考える幼稚園の未来コンセプトは、
『幼稚園から家族園へ』
『地域の教育総合コミュニティー施設へ』となります。
子どもも親も、かかわるすべての人が成長し、そして地域社会に貢献できる
幼稚園こそ、本質的なニーズを満たす未来型幼稚園の姿ではないでしょうか。
そして、その方向論は各園で違っていいと思いますし、オリジナルモデルを
創造した園が新しい時代を切り開いていくと考えています。
既存の延長線上に未来はなく、自ら未来を創造することが大切です。
部屋の片づけをして、たまたま手に取った自分の著書・・・
久しぶりに軽く読んでみたら、あらためて自分の思いを再確認する時間となりました。
ということで、総括部分で書かせてもらったメッセージが冒頭のメッセージです。
そして、せっかくだからもう少々書いてある内容を抜粋してみましょう
『結局最後は”人”で決まる』
哲学者のカントの言葉に 「人は人によって人になる」
というものがあるそうです。人は教育によってようやく人間になれる
という意味であると、教育者の野口芳宏先生に教わりました。
まさに、その役割の大きな部分を担っているのが園のトップである園長先生であると
思います。自分の園の先生方を教育して、その先生方が子どもたちを教育して・・・。
そして、それが未来につながっていく仕事。
すばらしい仕事です。誇り高い仕事です。使命感を持てる仕事です。
私の持論に
「仕事の価値は、その仕事そのものにあるのではない!
誰が、どのように、それを行うかによって、その価値が決まる!」
というものがあります。
つまり、どんな園長先生が、どんな園運営をして、どんな先生方を育て、
どんな子どもたちを育てて、どんな未来を創ろうと努力しているかに価値があるのです。
それが本気で伝わってくる園長先生こそ、良い方向に園を導いていける方なのでしょう。
園長という肩書だけでは、価値は見いだせないのだと思います。
そこだけは、大事にしていただきたいです。
私が掲げている幼稚園の未来コンセプトは、
「家族園」の実現、「地域の教育総合コミュニティー施設」の実現となります。
そのような教育施設が各地に充実していくことこそ、これからの地域や社会が、
本当に必要としていることではないでしょうか。
『未来を担う”人”や”地域・社会の真のリーダー”を
長期的視野で育成していくこと。』
それが、園長先生の役割であり、現場の先生方の役割であり、
すなわちみなさんの園の重要な役割なのだと思います。
その発想で園運営の方向性を常にチェックするべきでしょう。
『組織はトップで99%決まる』というメッセージを他人事ではなく、
自分のこととして強く意識し、自らが園のリーダー、地域のリーダー、
社会のリーダーとなって、次代を担う”人財”を育てる存在になることに、
価値と使命を見いだしてほしいと思っています。
しかし、園長先生1人で、それを担うことは不可能です。
自らのビジョンや夢が大きければ大きいほど、まわりの人たちの協力が必要と
なるでしょう。今までお伝えしてきたように、自分の園のファンを増やすための
活動(マーケティング活動)、そしてそのファンに自分の思いを伝え、共感&浸透
させ、多くの協力者を得てパワーアップさせる活動(マネジメント活動)によって、
実現する可能性を高めることができるのです。
ディズニーの創始者であるウォルト・ディズニーが残したメッセージ
『It takes people』
= 『夢を現実のものとするのは人である』
このメッセージにあるように、結局最後は”人”で決まるのです。
ぜひ、自園の人材育成、地域の人材育成、社会の人材育成という大きな役割
と使命に、邁進していただきたいと思います。
【地域で1番の園をめざして! 幼稚園の経営を劇的に変える方法より抜粋】
主に園長先生向けのメッセージではありますが・・・
然るべき方々に何か伝わればいいかなと思い、ブログにあえて再度掲載してみました。
社会に対する明確な使命感を持って働く、仕事をすることって、
人生を豊かにする重要ポイントだと思いますね~
個人的には、そういう人でないと魅力的には感じませんね
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