昨年に引き続き・・・3園合同研修会ミーティング開催!!
昨日はある幼稚園に訪問して、
『3園合同研修会』 開催に向けたミーティング!!
普段から親交があり、志の高い園長先生達が新しい人材育成の仕組みとして
新しい研修スタイルにチャレンジしたのが昨年度・・・
今年は、第2回目のチャレンジとなります。
2園が神奈川県、1園が埼玉の幼稚園です。
単独園で、園内研修をしているところは数多くあると思いますが、
複数の園の先生方が一同に介しての宿泊研修(1泊2日)というのは、
自分の知っている限りではあまり実例がないと思いますね。
昨年の園から1園が入れ替わり、そして幼稚園をサポートしている企業の
メンバーも新規参加されるので、あらためて全体でコンセプトの確認と
当日のオペレーション詳細などの詰めで、各園の園長と幹部クラスが
今年度の開催会場となる横浜の幼稚園に集合してミーティング
その企画サポート&アドバイザー&コーディネーター&講師役として
私はお仕事をいただいております
『井の中の蛙』という言葉がありますが、
学生からある幼稚園に就職すると、他園の先生達と情報交換したり、
他園の教育内容を実際に見たりすることは以外と少ないもので、
自分が就職した園で、やっていることや言っていることが、その先生達の当たり前や
常識としてインプットされていきます。
しかし、自園でまかり通っている常識は、他園では常識なのかそれとも非常識なのか・・・
そして、一般社会ではどうなのか?一流と言われる組織ではどうなのか?
人間は良くも悪くもある程度の”思い込み”の中で生きていますよね。
ですから、どこかで、その思い込みを打破するような機会を自分に課すことも大切です。
それを自分で主体的にできている人は、いいのですが、そうでない人のために環境設定を
するのも組織のトップの役割の一つ!!
私は、コンサルティング現場や講演、研修等で
『基準を教えるのがトップやリーダーの役割』 だとお伝えしていますが・・・
そもそも、基準というものは先日からお伝えしているように、育ってきた環境などの影響
で、各人バラバラなのが現実ですよね。
だからこそ、自分たちや自分の基準がその他の人たちや組織と比較してどうなのかと
確認できたり、気づかされたりする機会を提供してあげることも重要だと思っています。
他園のいろいろなキャリアの異なる先生達と語り合う中で、自身のちょっとした思い込み
を見直すきっかけになったり、同年代の先生達との接点の中で、自身との意識のギャップ
に刺激されたり・・・
そんな心の刺激と気付きを各園に持ち帰って、更なる幼児教育環境のレベルアップ
につなげていくこと。それが3園合同研修会の大きなねらいになっています
もう一つ大変重要なポイントは、3園の園長先生の目指していることが近似していること。
トップが互いに「同志的結合」をしていないと、
この研修会の方向性がぶれてしまいます。
ミーティングは、そんな部分を再確認する場でもありますね
個人的にこの業界のコンサルタントを長年やってきて感じていることは、
複数の園で何かを協力してやることがあまり上手でないな~ということ。
もちろん、各園のスケジュールが異なるなかで、プランニングを詰めていかなけれれば
ならないなどの、めんどくさいことは多々あると思います。
ちなみに、今回の研修を実現するために、1園は、1日目を休園対応しています。
しかし、これからの時代、単独園で何かを一生懸命取り組むよりも、
同志的結合のできる人達や組織がつながって、互いに力を合わせたほうが、
単独で頑張るよりも何倍ものパワーや影響力を発揮できますので、
3園合同研修会のような仕組みは、その他多くの場所で開催実現していって
ほしいなと個人的には強く思っています。
例えば、その発展形として合同でのリクルートイベントの開催、
人材交流なども視野に入れることができると思います。
他園と一定期間、先生を入れ替えて、武者修行をしてもらう・・・なんてことも
実現できるかもしれません
人と上手につながり、そして互いの強みを共有し、
それを自分達の付加価値に還元する仕組み!!
それが、こんな時代のマーケティングポイントでしょう。
それを実現するポイントは、『受容』です。
それぞれ関わる人が皆、
オープンハートで、価値を分け合う賢さが求められます。
そして、昨年と同じことを同じようにしている人や組織では進化はありません。
先生達を育成するための研修のあり方も、熟考すればいろいろなアイデアや
可能性を見いだせるわけで、そこで手間暇をかけていない、同じことを繰り返している
ようでは園の発展スピードは鈍化することでしょう。
(なんでもかんでも変えることが大切という意味ではございません)
そして、ミーティング後は、ご近所で楽しい会食へ!!
やはり、未来に前向きでパワーのある方々との時間は、
エネルギーをもらますね~!!
幹部・リーダークラスの先生たちは、早速いろいろな情報交換、意見交換
の時間として、有意義な時間を過ごしていたようです
自分のパワーやエネルギーを充電したり、高めたいのであれば
エネルギーを持った人たちに会って、語って、飲んで・・・
そんな時間を増やすことが非常に効果的な方法だと思います
ある意味、単純明快です。
でも、最近は「自分は人見知りだから」という思い込みで
そういうことを苦手とする若い方が多いな~とも感じています
少々残念ですし、もったいないな~と感じています
アドバイザー、コーディネーター、講師として、
自分も高いレベルのエネルギーを持って、
6月に開催する合同研修会に挑みたいと思います