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満足の遅延!? ~自制心(セルフコントロール)の重要性~

20160217

皆さん、『マシュマロ実験』はご存じでしょうか??
子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した実験です。

かつてこんな実験をした人がいたそうです。

幼稚園の子ども達に対して、何もない部屋の中に机と椅子が用意されています。
椅子に座った子どもの目の前の机の上には皿があって、そこにはマシュマロが1個
置かれています。そして、子ども達はこう言われます。

「このマシュマロを君にあげよう。でも、私が戻ってくるまで15分間食べることを
 我慢できれば、マシュマロをもう1個あげよう。
 私がいない間に、そのマシュマロを食べてしまったら、2個目はなしですよ。」

その結果・・・

被験者である子ども達(数百人)のうち、15分間我慢して2個目のマシュマロをゲット
した子どもは、全体の1/3程度であった。

その後子ども達の追跡調査を行ってみると、
そこで我慢できなかった、我慢できたという自制心の有無に関しては、
その子が成長して何年か経過しても、同じ傾向が継続されたということがわかったようです。
そして、マシュマロを食べずに我慢できた子どものほうが、数年後にまわりから優秀であると
評価されている
ことがわかったようです。
そして、その差や傾向は一生続いていくそうです。

”満足の遅延”ができる子どもか否かで、将来の成功レベルが大きく変わる』

『”自制心”を持ち、セルフコントロールがしっかりできる人間が成功する』

う~んなんとなくいろいろな人間と接してきた経験則としてもわかるような気がしますね。

未来の成功や夢・目標実現ために、自分の衝動や感情をコントロールして、
目先の欲求や一時的な快楽を我慢できる能力
それは子どもの頃に身につけとかなければなかなか挽回できないということですよね。

『”我慢”は、夢につながる努力を表わす言葉』

これは、フラワーアーティストとして有名な「ニコライバーグマン」が語っていた言葉。
以前ブログ記事にしたので、詳細を知りたい方は、以下をクリックしてご覧下さい。

ブログ記事・・・『”我慢”は、夢につながる努力を表わす言葉』

最近のよろしくないニュースなどを見ると、自分の衝動や感情を上手に
コントロールすることができない故に、人に大きな迷惑をかけてしまう人が
増えているな~と感じます。

『安易な道ほどやがて険しく、険しい道ほどやがて楽になる』

201602172

これは、ケンタッキーフライドチキンの生みの親である「カーネルサンダース」の言葉。
自分の中では、何かを判断したり、自分の進む方向を考えたりするときに、
大切にしている言葉でもあります。

子どもにとっては、今すぐに手に入る1個のマシュマロという安易を優先するか、
それとも、険しい15分間を選択して、2個のマシュマロを手に入れるのか・・・
人生で成功するためのポイントが、この実験に凝縮されているのかもしれませんね。

以前、その事例として、
     テニスの錦織選手がなぜ世界の一流になれたのか?
ということを自分なりに整理したブログ記事があるので、以下をクリックして
そちらをご覧下さい。

ブログ記事・・・『”コンフォートゾーンからの脱却” ~今の快適と未来の快適~』

この内容がまさに、マシュマロ実験の大人バージョンではないかな~と思います。
自分もある意味、20代のときに、自ら熟考した上で、自分の判断で、
”コンフォートゾーンからの脱却”を図ったわけですが、今になって思うことは、
正しい選択をしたな~という実感がありますね

以前のブログ記事でも書いたように・・・

『否定する』 『できない理由を探す』 ことは簡単です。

 『受容する』 『できるように努力を積み重ねる』 ことは大変です。

『コンフォートゾーンからの脱却』

 『今の快適さよりも遠い未来の快適さを優先して生きる』

そんなことを、マシュマロ実験のネタからあらためて考える機会となりました。

やはり幼児教育ってとても大切なんだな~と思いますね

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