売れる人とマーケティング発想
2泊3日の関西出張、2園の保育園のコンサルティングサポートから帰ってきて、
少々疲れ気味の中、ブログを書いております
意外と皆さん、このブログを読んでくれているらしく、うれしいですね。
いろいろな方々から「宮古島どうでしたか~?」「宮古島行ってみたくなりました」
なんてお声かけいただきました~
なでしこジャパンは優勝はできず残念でしたが、次に向かうモチベーションとして
あの敗戦を未来につなげたらいいのでしょう
先日、テレビを観ていたら、『武井壮』がゲストで登場していたのですが、
芸能界入りを目指したのが、30歳くらいからという話の中で・・・
西麻布に行けば、芸能人がたくさんいるという話を聞いて、毎晩のように通っていたそうです。
特に芸人に遭遇したときは、録音レコーダーを鞄に入れたり、自分の服の中に隠したりして、
その店内の数か所に設置して、そのトーク内容を録音していたそうです。
そして、それを何回も聞きながら、どうしたらおもしろトークができるかを
かなり真剣に研究していたという嘘のような本当のエピソードを聞きました
そう言えば、このような話を以前なんだか聞いたことあったような・・・
と思っていたら、思い出しました
今は芸能界を引退した『島田紳助』が、まだ売れていない頃、
その当時売れている漫才コンビのネタをすべてテープに録音して、
それを何回も聞きながら、スピード、間、テンポ、ストーリー展開などを研究して
自分達の漫才を確立していったという話だったように思います。
それを踏まえて思うこと・・・
『売れる人にはちゃんと理由がある』
『売れる人はマーケティング発想でモノゴトを捉える力を持っている』
そんなふうに思いますね
継続して第一線で活躍し続ける人は、やはりそういう人なんだということがよくわかります。
地道で影ながら努力をしているし、かつ売れるためのポイントを自分なりに
整理する能力が高く、それをカタチにしていくスキルも鍛えているんだと思います。
その上で、オリジナリティーを追求していく・・・そんなことがポイントでしょう。
たまたま売れたはいいけれど、そのベースがない人は、いつの間にか消えて行く・・・
本当に力を蓄えてきた人間は、あらゆる状況における応用力や対応力がハイレベル
なんですよね~ つまり”素頭”がいいということ
これは、ビジネスの世界でも同じでしょうね。
繁盛店、人気店、老舗・・・そんなところを目で見て、ポイントを整理して
自分達に足りないところは何か、自分達が向かうべき方向はどこか・・・
そんなプロセスを通じて、オリジナリティーを確立していけたらいいのかなと。
まあよく言われる『守・破・離』そのものですよね~。
何をやるにも、基礎や基本というものをしっかり体得した上で、上澄みしていくことが
大切なんだと思います。
華やかな世界で活躍し続けている人って、いちいち修業時代の話なんて
しないことが多いですが、本来は、その人たちから学ぶポイントは
そういう部分だと思うんですよね~。
絶対に簡単にそこにたどり着いたわけないですからね。
でも、本質を見極める力がない浅い人間ほど、
その華やかな一面を見て、そこに安易な憧れをいだいてしまうのかな~なんて思うのです。
その感覚で進んでいくのは本人の勝手ですが、
華やかな世界ほど本当はものすごい厳しい世界である
ということは頭に入れておいたほうが賢いと思いますね~
個人的には、活躍している人の影の努力や修業時代の話がとても刺激になるし、
その人の本質が見える部分なので、興味がありますね
『売れる人にはちゃんと理由がある』
武井壮のトークやラジオをたまたま聞いていたりすると、
ずばっといいフレーズが登場するのですが、
やはりそうやって自分を磨いてきた人だからこそ言えるんだろうなと思いますね