”CARPE DIEM” ~探究力が一流になるための共通項~
先日、BS日テレの「TOKYO DESIGNERS WEEK .tv」という茂木健一郎さんが
司会をしている番組に中田英寿ことヒデがゲストだったので、ちょっと興味があって
みていたらこんな言葉が出てきました。
『CARPE DIEM(カルペ・ディエム)』
ラテン語が語源らしいですがそのまま訳すと、
「その日を摘め」、「一日の花を摘め」となるようです。
我々が受け止めるべきメッセージとしては、
★今を楽しみなさい
★この瞬間を大切にしなさい
ということになります。
ヒデは現在、日本の文化や技術、伝統の素晴らしさを世界各地で伝えるプロジェクト
のプロデューサーとして世界と日本をつなぐ仕事をしていますよね。
そのきっかけも、現役を引退してから世界各国を旅して、各国の人達に日本について
質問をされたときに、自分が日本についてまだまだ知らないことが多いという現実を
突きつけられ、日本をもっと知る必要があると感じた・・・
そして、日本各地を渡り歩く中で、日本のカルチャーや伝統技術の素晴らしさを
再確認して、それを自分なりの視点を加えながら世界に伝えていくことに取り組む
使命があると感じたそうです。
そして番組で紹介されていたのが、ミラノで日本酒バーを日本の蔵元の人達と
一緒にプロデュースして、お酒というカルチャーで海外と日本の交流を深めるという
イベント!! 確かに最近は日本でもある意味日本酒ブームかもしれませんね~
私の名前のブランドの日本酒なんかもあるわけで
昨日も、コンサルティング先のお客様との会食で、日本酒をけっこう飲んでしまいました
最近話題でなかなか入手困難??の新政No.6(秋田 新政酒造)を
堪能させてもらいました。ラベルがオシャレですよね~
それはさておき、番組のフリートークの中で、印象に残ったフレーズは・・・
★真剣に遊ぶ=今を生きる
たとえ遊びでも真剣にやること!!先のことを考え過ぎるのではなく、今できる精一杯
を今やることを大切にしている。=『CARPE DIEM(カルペ・ディエム)』
★当たり前をリバリューする
当たり前と思うモノやコトの中にも視点を変えたり、手法を変えたり、相手や対象を変えたり
すると価値がもっともっと高まることはたくさんある。
日本の伝統芸能や職人技という強みをりバリューすることで、更なる価値創造につながる。
★仲間がいることで自分の力は引き出される
一人でできることには限界があるからこそ、仲間とつながること、仲間を大切にすることが重要。
だから、人とコミュニケーションをとることは昔から大好きである。
そんなフレーズが印象に残っていますが、
スポーツの世界でもビジネスの世界でも成功する人と接していると、
たとえちょっとした遊びや趣味でも本当に真剣になって取り組む資質を
持っていると感じます。
それに加えて、思考のバランスが良くてクリエイティブだなと感じます。
どんどん夢中になっちゃう、どんどん探究したくなっちゃう・・・
それって、成長したり成功するためのキーポイントなのかもしれませんね。
そして、趣味でも遊びでも中途半端にやるのではなく、夢中になって、探究していくと
そこには価値観の近い仲間が増えてくるからなおさらパワーが増していくのだと思います。
逆に、何事にも真剣に取り組めない、夢中になれない、探究心が足りない人は
成長も遅いでしょうし、その結果として成功もしない人なのでしょう
そして、何かの問題や課題を良い方向に導くための使命を感じながら
今自分が何かに真剣に取り組めていたら、それこそ人生の充実度が高い状態と
言えるのではないでしょうか
ヒデの話を聞いて、その活動をみていると、ビジョンと使命感のもとで今の自分だから
こそできることに集中しているように思えました。
だから、自分の言葉や語りによどみや変な間がまったくないんです
そういう人は、明確に頭の中で自分のやるべきこと、やっていることが一本の軸に
なっている人だと思います。だから、人の意見に右往左往する必要がありません。
仕事柄、人と話しているとそのあたりの差を感じることは多いですね。
『CARPE DIEM(カルペ・ディエム)』
真剣に遊び、今を楽しむこと。
そして、一瞬一瞬を大切に生きること。
一つのマイルストーンメッセージとしてインプットしておきたいと思いますね~
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