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”誠実な負けず嫌い”が伸びる人の特徴だと思う!!

20141014

本日は、台風の影響を考えて、予定していた仕事が延期になったので
先ほど、久しぶりに封鎖中の代々木公園は走れないため、
自宅の近所をランニングしてきました
まだ少し風はありますが、気持ちの良い天気の中、気分爽快です
しかし、代々木公園はいつになったら開放されるのでしょう

先週の18号、そして昨日の19号・・・
この台風の影響で、運動会の2週連続延期を強いられている幼稚園もあるようです
自然の力は、なんともコントロールできませんからね 

運動会と言えば、ちょっと前に
『競争をさせて、順位をつけるのは是か非か?』
という議題がよく話されていたように思いますね~。

個人的には、自分の経験則を含めて、
『競争は人が成長するために
   必要なものであり必然なもの!!』
と考えている人間です。

社会にでれば、個人でもチームでも必ず競争を避けることはできないと思います。
その中で強くたくましく生き抜いて行くことが必要となります。

小さな頃、もしくは学生時代に、競争体験を通じて、勝つ喜び、負ける悔しさを体感
してきた人間
にとっては、それが当たり前の原理だと認識しているはずです。
だからこそ、社会にでて、他人と比較されて自分が評価されることや
あらゆる競争環境があるからこそ、自分が磨かれていくことを自然と受け入れることが
できる
のではないでしょうか。

しかし、社会に出る前に、競争体験を避け続けてきた、乗り越えてこなかった、
もしくはそういう環境をまわりの大人から与えれらなかった、
排除されてきた人間
はどうなるのか??
社会に出て、他人と比較されて先輩や上司から注意されること、もしくは激しい競争の現実に
いきなりさらされることに、心もカラダも順応できず、拒否反応を起こす・・・
そんな方々が多いという嘆きを最近は、多くの方々から相談されています。

その結果として、1年もたずに退職するという道を選択する・・・
今までの繰り返しをまたするの?と私は思うのですが、本人はもう限界なんですよね

生きて行く上で競争は必然・必要だと受け入れて、その状況から逃げずに向き合うこと!!
ちゃんと向き合って、自力で乗り越えた分だけ人は成長できると思います。

でも、子どもの頃は、まだ完全に自力で乗り越える力やアイデアが不足しているから
まわりの大人や指導者や先輩が、競争に勝つためのコツや、壁や問題の乗り越え方を教えて
あげる必要があるわけですよね。そして、最終的には正々堂々と勝負して勝たせてあげる。
そのプロセスで人はたくさんのことを学ぶはずです。

人間が一番モチベーションが高まる因子は、
  『憤(ふん)』だと聞いたことがあります。

憤とは、『憤る(いきどおる)こと』ですよね。
例えば、何かの勝負に負けたときの憤り、彼氏や彼女にふられてしまったときの憤り、
上司に理不尽な評価をされてしまったときの憤り・・・
生きていればたくさんの憤りがあるわけです。

201410142

そんな時に多くの人が心の中で呟くのは
『今に見ていろ!!見返してやる!!』って感じでしょうかね

当然、なんらかの競争や勝負に負けてしまったときに『憤』の感情が芽生えるでしょう。
しかし、そこで大切なポイントは、
『憤の感情やパワーを自分のプラスにつなげること!!』

つまり、『今に見ていろ!!見返してやる!!』と言って、
あいつは〇〇だから・・・と相手のことを否定したり、環境のせいにしたり・・・
そんな人は、矢印を自分の外側に向けるクセのある人間ですよね。

大切なことは、『憤』のときに自分の内側に矢印を向けられるかだと思うのです。
せっかく『憤』という状況が自分におとずれて、そこでわき上がったパワーやモチベーション
は自分に向けると得をする
のです。外側に向けてたら、何も得をしないわけです。

人生の中でいろいろな競争に一喜一憂しながら『憤』のパワーを与えられたときに
自己成長のパワーにしてしまう人が賢い人
であり、他人否定のパワーにして、現実逃避
するクセのある人は、そのパワーをまったく自分の成長につなげていないのです。
非情にもったいないことをしていると思いますね~

そこで、私はこれを『誠実な負けず嫌い』と表現しています。
個人的に、負けず嫌いであることで、憤のパワーは大きくなると思っていますし、
自分もけっこう”負けず嫌い”なほうだと認識しています。
勝負や競争で負けてしまったときに、「まあいいか・・・」なんて思っている人は
あまり成長しない人だと思うのです。
”悔しがれない、憤れない”という、冷めていて熱を感じない人がいますが、
それは、かなり深刻な状態だと私は思っています。

やはり、『今に見ていろ!!見返してやる!!』
という負けず嫌いな要素は、人が成長するために必要な因子ではないでしょうか。

そして、”誠実な”と付け足しているのは、
上記に書いた、自分に矢印を向けるという意味です。
ただの負けず嫌いだけでは駄目!!

まあ、今回は運動会というテーマから、こんな話をしてみましたが、
子ども達を『誠実な負けず嫌い』に育てるということは大切だと思います。

個人的には、そんな人間が魅力的に見えますし、応援したくなる人間です。
つまり、そんな人間は自分で成長のコツをつかんでいる人間であり、かつ
まわりから応援される人間だから、更に成長が加速する人間だということでしょう。

そして、最後に付け加えるとするならば、
『競争は人が成長するために必要なものであり必然なもの!!』
とお伝えしましたが、そのプロセスによって成長した人間、成熟した人間は
他人やまわりと競争しなくても、勝負しなくても、生きていける力をつけること
ができる
と思うのです。

なんだか変かもしれませんが、
『将来、競争しなくてもよいように、今そこにある競争や勝負としっかり向き合うことが大切』
そして、向き合うときには、”誠実な負けず嫌い”であることが大切!!
そんなことを、運動会のお話から考えてみました~

こんなこと書いてしまいましたが、今私の横で寝ているもうすぐ5ヶ月になる我が子を
を見ていると、これから厳しく子育てできるか少々心配です・・・ 


 
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