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入園説明会まであと少し・・・プレゼンテーションのコツ②

20140922

今日は最高の秋晴れですね~
昨日に引き続き、自分がプレゼンや講義の際に意識していることを
簡単に解説したいと思います。

(プレゼンテーションテクニック②) 
~自己開示から聞き手を自身に
 引きつける3つの導入ステージ~


①親近感の醸成ステージ
 今までの自分のライフストーリー&キャリアストーリーを語る
 ⇒公開できる範囲で構わない(生まれ、家族、キャリアプロセス、現状のライフスタイルなど)
 ★自己開示を通じて、聞き手との距離間をぐっと近くすることがポイント(親近感の醸成)

②信頼感の醸成ステージ
 今までの経験・体験・勉学を通じて専門的に学んできたテーマを語る
 ⇒自分の得意分野・専門的知識や知見を培ってきた背景やプロセスの紹介
 ★自身が話す内容の付加価値がどこにあるのかを明確化(信頼感の醸成)

③期待感・興味関心の醸成ステージ
 そんな私だから、これから皆さんに送りたいメッセージはこういうことですと語る
 ⇒理論ではなく自身の“思い”を伝えることで心を動かすことが重要
 ★自身が語る内容は、聞き手に本気で伝えたい内容である熱意を感じとってもらう
(期待感・興味関心の醸成)

まあ、この3つのステージを意識しながら、プレゼンや講義の導入の流れなどは
自然と構成しているように思います。
これは、今までに、自身自身がいろいろなプレゼンテーションを見たり、講義を受けたり
した経験から、聞きやすいプレゼンと聞きにくいプレゼンの差を分析して、
導入の上手な進め方について自分なりに整理してみたポイントです。

この導入がうまくいくことで、その後の話を聞いてくれる姿勢が大きく変わることでしょう。
つまり、”プレゼンテーションの掴み”みたいな部分ですよね。

何も、これはかしこまったプレゼンや講義という時だけではなく、普段の会話や
コミュニケーションや授業などの際にも十分に活用できるコツだと思っています。

①相手との距離間をぐっと縮める工夫をしているか

②相手に信頼できそうな人だと思ってもらう工夫をしているか

③相手にこの人の話、もうちょっと聞いてみたいな・・・と感じてもらう工夫をしているか

上記①②③のステージを会話やコミュニケーションの中で上手に工夫できている人は、
基本的には、話し上手な人だと認識されているのではないでしょうか。

逆に、上記のステージを上手に工夫することができないと、相手から、話を聞いて
みたいな~と思われていない状況で、無理やり話している人になってしまいます
から
基本的には好印象にはならないでしょうね

人間には、心理がありますし、だからこそ、物事を進めるための順番も大切ですよね。

思いやりがあるということは、相手に合わせて、その順番を的確に提供できること
かもしれませんね。
相手の様子を見ずして、一方的なトークでは、もちろん聞き手は前向きになってくれないでしょう。
そんな人は、思いやりや心遣いが足りない人です。

『言葉遣いは、心遣い。』

誰に対して、どんな言葉を、どのように使うかという言葉の使い方が、「言葉遣い」である。
一つひとつの言葉を選ぶのは他ならぬ話し手本人の心である。
また、相手のことを考え、相手に配慮した言葉遣いを考えるのが「心遣い」である。
だから、「言葉遣い」の善し悪しは、「心遣い」の善し悪しの反映なのである。

 (野口芳宏著 親と教師のための教育語録より抜粋)

まあ、②③については社会的な経験、知見の豊富さが不足していると、工夫しようも
ないことですが・・・
 
ということで、プレゼンテーションをする上での大前提は、聞き手よりも、多くの経験や
知見や学びを持っていることでしょうね。

何を語るかも大切ですが、誰がそれを語るかで同じ内容でも
説得力や納得性は変わるもの!!

だからこそ、

相手に信頼してもらいたければ、そして期待感・興味関心を持ってもらいたければ
人間は常に精進しなければならないということでしょう。
普段の生活のレベルが話す内容に反映されるからですよね。
こんなこと書いている、自分自身も精進あるのみです  

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