東京都国公立幼稚園長会で講演をさせていただきました!!
昨日は、この本がご縁で講演会にて講師をさせていただきました!!
向かった場所は・・・品川駅の近くにある『港区立高輪幼稚園』
昨日は、そちらで
東京都国公立幼稚園長会の課題研究部会が開催されており、
そこにお集まりの東京都の公立幼稚園の園長先生方に向けての講演
約20名ほどの参加人数でした。
仕事で私立幼稚園との接点は多いのですが、なかなか公立幼稚園の方々との
接点は多くないので、貴重な機会でしたね。
公立幼稚園では、現場の先生からキャリアアップして園長先生になられる方が
多いので園長先生のほとんどが女性です。
園長会の会長さんとお話する時間があったのですが、
東京都では、幼稚園園児数全体の約1割強を公立幼稚園が担っており、
残りは私立幼稚園が担っているという状況らしいです。
全国的に見ると、幼稚園数は年間100園のペースで減少しているわけですが、
その中でも公立園の減少率が高くなっています。
しかし、公立園に通っている子どもの数はさほど減少していないのが実態です。
ある園長先生が私の著書を読んでくださって、他の園の方にもお薦めした
ところ、著者である私を講師に・・・という流れになってご連絡をいただきました
ありがたい話ですね。
皆さんほとんどの方が、私の本をお持ちで、中には付箋がたくさんついている
本を持っている方も、ちらほらいらっしゃいましたね。
約2年半前に出版したものですが、そうやって何かの誰かの役に立っているシーンを
目の当たりにすると著者としては、本当にうれしい気分になります
今いただいている仕事も、この本がきっかけでいただいたものも多いですから
また、近いうちになんらかのカタチで本を出版したいな~とも思っています
今度は現場の先生対象でしょうね!! いつになることやら
昨日の講演タイトルは・・・ズバリ
『幼稚園の経営を劇的に変える方法』
90分の時間で、本の内容をすべて話すことはできないので、
その中でも大切な要素を抜粋してお話しました!!
この課題研究部で現在テーマにしているのは『発信』
『発信をする前に大切なのは、中身の質を高めることである』・・・というお話からスタート。
例えば、飲食店の場合であれば、宣伝(発信)をたくさんしても、一度来店してそのメニューが
すごくまずかったら再来店の可能性は限りなく低くなりますよね
つまり、
『発信の質を上げたければ、発信できる中身の質を上げること』
が前提条件なのです。
そして、要点としては、
1.業界の現状把握と今後の方向性
2.トップマネジメントの重要性 ~成功するトップの共通思考~
3.理想の園づくりに向けて ~ビジョンマネジメントの重要性~
4.選ばれるための選ばれる視点 ~どのように頑張るかで明暗は分かれる~
5.自園の魅力を整理整頓する
6.自園の伝達力アップ
7.園のマネジメントの基礎 ~園の根っこを強く育てる~
8.トップ&リーダーシップマネジメント ~真のリーダーになるために~
9.人財育成プロセスマネジメント ~人財が育つ組織の共通パターン~
そんな要点をお話しました。
そして、最後に以下のメッセージで締めくくりました!!
あるべき未来を創造していくために 「何が一番大切か?」
【皆さんと共有しておきたいこと】
★人は人によって人になる (by カント)
★「仕事の価値は、その仕事そのものにあるのではない!
誰が、どのように、それを行うかによって、その価値が決まる!!」
未来を担う“人”や“地域・社会の真のリーダー”を長期的視野で育成していくこと。
それが、園長先生の役割であり、現場の先生方の役割であり、
すなわち皆さんの園の重要な役割なのだと思います。
園長先生一人で、それを担うことは不可能です。
自らのビジョンや夢が大きければ大きいほど、まわりの人たちの協力が必要でしょう。
ビジョンや夢を実現するためには、自分以外の人の協力がなければ、
難しいということでもあります。
ですから幼稚園マネジメントが重要なのです。
「It takes people」
(夢を現実のものとするのは人である)by ウォルト・ディズニー
結局最後は『人』で決まる!!
(今回の講演テキストから抜粋)
講演会終了後に、懇親会にも参加させていただいたのですが、皆さん幼児教育に熱心な
方々が多いという印象。だから話していて楽しい時間となりました。
そして、私の講演内容にも共感してくださった方が多いように感じたのでひと安心
『誰かの役に立つ、誰かに喜んでもらう、
シンプルだけど大切な仕事の原点!!』
その原点をあたらめて再確認できる機会となり、大変感謝しております。
またここから、いろいろなご縁(クロス)がつながっていくとうれしいですね。