”余白”の中に成長のチャンスあり??
この週末はさわやかな天気でしたね
子どもに大切なのは『余白』
頭がいっぱいになったら考えられないし新しいものが入らない・・・
そんなコメントを先日見たテレビで安東忠雄さんが語っていました。
そして、日本が見直すべき価値観という話の中で、
志高き日本人としての自覚を持つことが必要であること。
そして、相手やまわりに合わせることよりも
”自分は自分の道を行く”
という 人間が増えれば、日本はもっと元気になる・・・
といったような話もされていました。
自分も幼児教育の現場で仕事をするものとして、
このようなお話にはアンテナが敏感に反応しますね。
『余白』とは何か?
子どもが自分で考える余地を残してあげること
だと思うのです。
その子がわからないから、泣いているから、駄々をこねているから・・・
そこで短絡的に、子どもにすぐに解決策を与えることが良いことなのかどうか??
すぐに手を差し伸べることが良いことなのかどうか??
それこそ、子どもが自分で考える時間や問題解決をしようと自助努力する時間、
つまり、子どもにとっての重要な『余白』を奪い去っている
ことになるということでしょう。
その場はクリア―できますが、自分で考えて何かを乗り越える経験や体験には
つながらない・・・つまり、その時間は経過でしかなく、学びの時間につながらない
詰め込み教育? 偏差値教育? そんな教育風土の弊害として、
『何かを問うことよりも、答えを出すことを優先する』というスタイルが
身についてしまっている方を見かけることが多いような気がします。
もちろん、答えを出すことも重要なのですが、
そんなスタイルに固執してしまっていると、自分の中で答えが見えないもの
に対してはチャレンジできない、行動を起こせない人が増えてしまうように思います。
社会に出たら、問題解決能力のレベルが高い人なのか低い人なのかが
まわりから信頼される大きなポイントになることは言うまでもありません。
だからこそ、小さいときに、自分のまわりに降りかかる数多くの問題に対して、
自分で考えて自力で克服する体験をさせてあげることが重要だと思います。
もちろん、大人やまわりの人達のサポートが必要かもしれませんが、
サポートの仕方を間違えないようにしたいものです。
26歳の時、世界初の単独無寄港ヨット世界一周というとてつもないことを成し遂げた
海洋冒険家の白石康次郎さんは・・・
小学校に入学したときに、母親を亡くし、父親と明治生まれのおばあちゃんに
育てられたそうです。
そこで、父親からよく言われていた言葉は・・・
「勉強するかしないかは自分で決めろ、
但し将来、勉強していなくて困っても他人のせいにするな!!」
そして、白石家のルールは「すべて自分で決めること」だったそうです。
つまり、白石家の子ども達の頭の中は『余白』だらけだったわけですよね
その大きな余白の中で考えた将来の夢・・・
鎌倉の海を見ながら思いついたこと、それがヨットで世界一周することだったのです。
もし、白石家の方針がそうではなく、詰め込みで親がすべて決めていたら・・・
確実に日本が世界に誇る『白石康次郎』という人間は存在しなかったことでしょう。
そんな白石さんの言葉・・・
世の中のすべては変化する(それを受け入れることが重要)
すべてを受け入れるとは、すべて自分の責任だと思うことである。
苦しみから逃げることはできない。
しかし苦しみを苦しみでなくすることはできる。
すべては自分の心の在り方で決まる。
これ自分の中で大切にしている言葉です。
『余白』の中に成長のチャンスあり!!
まさにそう思います。
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残席20席程度ありますのでお申込お待ちしております。
ぜひ日本一になった一流でツキのある方々の話を聞きに来て下さい。
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