72時間ルールと5%ルール??
今日から1泊2日の関西出張in兵庫!! 外はかなり寒いです
『72時間ルールと5%ルール』
セミナーや研修や講演会などの最後によくお伝えする言葉!!
良い話や参考になる話を聞いたり、そんな本を読んで刺激を受けたりすること
は誰でもあると思うのですが、
その時点から72時間、つまり3日以内に、その話を受けて、行動変革できない人は、
その後も変化できない・・・つまり成長できないというルール!!
そして、世の中に72時間以内に確実に行動変革を繰り返すことができる人は
全体の5%しかいないというルール!!
だから、その5%の人が成功を勝ち取り、その他の人々は、セミナーや研修を受講すること、
本をたくさん読むことに自己満足しているだけ・・・
まあ、数値的な根拠は明確にないのかもしれませんが、
ポイントは、行動変革にあり!!
先日の『尊徳塾』でもある園長先生が上記の話をされていました。
結局、文句を言う人や成功しない要因を誰かのせいにしたがる人間ほど、
行動変革できない自分を自己正当化しているだけなのだと・・・
ものすごく共感!!そして自分もそんな人間にならないようにしたいものです。
基本的にインプットはアウトプットするためにあると思うのですが、
インプットすることが目的化して、ただ知識を持っていることに
自己満足してしまうことは危険ですよね。
このご時世、グーグルやヤフーをたたけば、知識なんて無料で手に入れることが
できるわけですから、知識自体にはそんなに大きな価値がなくなっているのです。だったら、
1つでもいいから新しい自分へ変化するための
行動をすることが大切!!
そこに実体験が付加されることによって、知識は机上の空論レベルから
から知恵に進化していくのでしょう。
理論や理屈だけでは、現実うまくいかないことなんていくらでもあるのですから・・・
例えば、海外旅行に行って多くの人が思うこと・・・『日本に帰ったら英会話の勉強しよう!!』
でも、日本に帰ってくると、日本語でなに不自由なく生活できる環境の中で、その決心が
具現化される人はひとにぎりとなる。
つまり、人間は、やむを得ない状況にならない限り、心と行動を連動させることが難しい
のかもしれませんね。
先日、残念ながら船井幸雄さんがお亡くなりになりましたが、私が船井総研に入社した当時
若手コンサルタント達に、『やむを得ない状況をつくりなさい』
とよくおっしゃっていました。
自分も責任感はそれなりに持っているとは思うので、そういう状況に追い込まれることに
よって、本気モードに突入できるという経験は多くしてきました。
余裕があるときには、『まあいいか症候群』と自分との戦いですよね。
だから、常にもうやるしかない状況をつくりなさいというのは一つの方法だとは思います。
でも、今のいわゆる”ゆとり世代”の方々には、このメッセージは、
あまりピンとこないかもな~とも思います。
だって『やむを得ない状況』に追い込まれると、簡単に”逃げる”という方法を選択する・・・
いわゆる身の程知らずの無責任ちゃんが増えていることは、最近よく相談される話ですし
残念なことですよね
『やむを得ない状況』と言えば、本当に20代はそんな日々の連続を強いられました。
今となっては感謝の日々なのですが、当時は相当きつかったことを思い出します。
でも、今思うことは『逃げなくてよかった~』ということ!!
その当時、私が一緒に仕事させてもらっていたチームや先輩達の中では、
「72時間ルール」がちょっと違った意味で使われていたことも思いだします。
『72時間働き続けたら、さすがにちょっと寝ていいよ!!』
という奇想天外なルール
つまり、3日間完徹で働き続けたら、さすがに寝ないとまずいよね。
ということです。あくまでも、ごく一部の変態メンバーの中でのルールですから誤解なさらず・・・
最近では、一日徹夜してもきついですが、その当時は、カラダの基準がおかしかったですね
まあ、それはさておき・・・
考えることも大切ですが、考えたり、妄想したりするだけで、臆病になって
結局、保守的な選択肢をとる。それを繰り返していたら何の成長もないということでしょう。
何か実際にトライしたり、チャレンジしたりすることで失敗することもありますが、
素直な人であれば、失敗の数だけ、学べるチャンスがあるというのも事実です。
だったら、そちらの選択肢をとったほうが賢いでしょうね。
それは、なるべく若いうちにたくさん経験したほうが、年とってから恥かかなくてすみますよね。
人間はやはり、年をとればとるほど、変化することが難しくなるのだと思います。
そこで、最後に以前、思考の整理整頓シリーズで書いたメッセージをご紹介!!
【人間は変化することが難しい・・・だから変化できる人が輝ける!!】
人間は変化することが難しい。
誰かに褒められる機会があったり、良い評価をしてもらったり・・・
そんな今の自分に満足している人はそこからまた変化する必要はないと
思うかもしれない。
しかし、今は一生続かないという絶対的なルールを見失ってはいけない。
今は一瞬であり、もうすでに過去になっているということを。
過去の栄光はまぎれもない事実かもしれない・・・
そして、そんな栄光にすがりながら生きていくことはできる。
本人はいい気分に浸っているのかもしれない。
しかし、時間の経過とともにまわりの人達の評価は変化していくことでしょう。
あの人は昔すごく輝いている人に見えたんだけど・・・
あの時は憧れの存在だったんだけど・・・
いい気分に浸りすぎていると、その本人は自分へのまわりの言動や態度が
いつの間にか変化していることに気付かなくなってしまう。
大事なことは、一瞬一瞬に輝き続けられる人間でいようと努力すること。
それがわかっている人は常に進化していくこと、チャレンジしていくことが大事だと
考えて行動している。
自己満足、現状満足という言葉と誤認に常に危機感を持って日々を過ごしている。
人間は変化することが難しい。
しかし、あなたのまわりに輝き続けている人がいるとすれば・・・
その人は変化し続けている人に他ならない。
それが、自分を大切にするということなんだと思う。
あなたは過ぎ去った過去の自分を大切にする人になりたいですか?
それとも、今と未来の自分を大切にする人になりたいですか?