”我慢”は夢につながる努力を表す言葉!!
今週は出張ウィーク。今も東京に戻る新幹線の中でブログを書いています。
2泊3日の鹿児島出張、一度東京に戻って、すぐに翌日から1泊2日の兵庫出張
さすがに、移動疲れがからだに・・・そして少々風邪気味でもあります。
でも、今夜はこれから大学メンバーとの忘年会なんですよね
デンマーク出身のフラワーアーティストである
『ニコライバーグマン』を知ったのは、
写真のフラワーボックスギフトを結婚祝いに知人からいただいたことがきっかけでした。
このフラワーボックスで一躍有名になり、いまやけっこうメディアにも登場されていますよね。
皆さんはご存じでしょうか。
私もそうなのですが、花を人前で持って歩くのはなんだかこっぱずかしくて
でも、そんな問題を解決したのがこの「フラワーボックス」ですよね。
ありそうでなかった発想
ちょっとした手土産で持っていくと、喜んでくれる方が多いと思います
そして、このルックスも彼の強みの一つですよね~。
そんな、彼のドキュメンタリー番組が、たまたま鹿児島からの帰りのフライト便(ANA)で
やっていました。ちょっと興味がある人物なのでイヤホンでチャンネルを合わせてみていると、
実は、自分と同級生であることが判明
その瞬間、更に気になる存在になるわけで・・・ そしてなんだか自分が少し情けなくなるわけで
父親が園芸の仕事をしていた縁で、1999年に日本にやってきた彼は、 そのまま
日本の花屋で働く道を選択することになったそうです。
1999年と言えば、私も社会人になった年、いわゆる修業時代が重なっているわけで
ちょっとした親近感を持ってしまいます。
彼が、日本で働き始めた最初の頃に慣れなかったことは、
月曜~土曜日までやたら働く日本人のスタイル!!
毎日12時間~15時間も働くスタイルに、最初は戸惑ったそうです。
そこで彼が学んだという言葉は、『我慢する』という言葉!!
母国デンマークでは、我慢という意味を表現する言葉は存在しないそうです。
その修業時代に、コツコツと努力するという日本人のスタイルを身に付けたと
言っています。そして、彼は以下のような発言をされていました。
★『我慢』は夢につながる努力を表す言葉
★『我慢』は日本の文化そのものである
★最初は、やるように言われたことをやらなければならないときがある
★仕事は「我慢し合う」ことも重要である
デンマーク出身の彼からまさに日本人がかつて築き上げてきたスタイルの重要性を聞くことが
できるなんて、何か不思議な気分でしたが、それを語る彼はすごくかっこよく見えました!!
彼は、デンマークから日本に来て、厳しい修業時代を過ごす中で、
日本のスタイルを否定せず自分なりに受容して、
自分のスタイルとして体得していったということでしょう。
『郷に入っては郷に従え』
という言葉がありますが、まさにそれを実践されたわけです。
『我慢』をすることができない人が多くなっていると感じる今日この頃ですが、
デンマークから日本に来て、誰もがうらやむ成功ストーリーを手に入れた彼から、
『我慢』できない人間は、成功できないんだよ!!
ということを教えられているような気がします。
きらびやかな世界で活躍する人たちや成功者の共通項は、このような修業時代に
厳しい環境で自分なりの哲学やスタイルを磨きあげていく体験をしていることかと思います。
『否定する』 『できない理由を探す』 ことは簡単です。
『受容する』 『できるように努力を積み重ねる』 ことは大変です。
でも、後者のスタイルを身につけることによって成長する、成功する、素敵な人生に近づく
ということが真理であることを飛行機の中で再確認させられたように思います
そう言えば、南青山にある「ニコライバーグマン本店」は気になっている
店舗だったのですがまだ、訪れたことがなかったので、近いうちに行ってこようと
思います。(これも何かのシグナルでしょう)
1階は、フラワーショップに併設するカフェ
2階は、多目的スペースでイベントや教室などの展開・・・
最近のコンサルティングプロジェクトで、
幼稚園に『カフェ併設型の子育てコミュニティー施設』を
建設する仕事を進めているところなので、その仕事に何らかのアウトプット
ができるといいなと思いますね!! どうせなら花屋もそこに組み込んでいいかも・・・
なんて思いながらいろいろ妄想するのが楽しいですね
どんなことでもアウトプットをイメージしながら、インプット体験をすると
時間を有効かつ楽しく過ごすことができると思っています。
今、いろいろな業界から仕事のオファーが舞い込んでいる「ニコライバーグマン」さん。
何か一つの世界を突き詰めると、そこから派生していろいろな世界へとつながっていく。
これを、以前の私がいた会社では
『一点突破水平展開』
と言っていました。つまり、あらゆることを中途半端にするのではなく、ひとつのことを探究し
掘り下げて追求することで、どこに行っても通用する力がついていく!!ということでしょう。
何事も中途半端が一番非効率なのかもしれません。
何かがうまくいかないときって、おそらく追求度が足りないんだと思います。
追求するということは、
『我慢して』 『コツコツと努力を積み重ねる』 ことですよね!!
あらためて、日本の文化である『我慢』という言葉の意味と価値を整理できたように思います