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緊張感を保つために必要なこと?

安藤忠雄

「緊張感を保つために、常に社会に参加している!!」

日本を代表する世界的建築家である”安藤忠雄”さんが
テレビ番組で語っていた言葉。
 

自分の仕事柄、いろいろな人の相談に乗ったり、研修や講演などで講師を依頼
されたりすることもあるので、いつも意識してなんとなくやっていることは・・・

一流と呼ばれる人や、何かを極めた人が語る印象に残った言葉やその内容

アンテナを張ってインプットすること

それを自分なりに翻訳すること

人に話せるように頭の中の本棚に整理整頓しておくこと

その蓄積によって、人間としての成功のエッセンスを導き出すこと

※実はブログをやっているのも、上記を実現するため1つの手段であります(^◇^)
 (インプットしただけでは、だいたいが使える情報にはならないんですよね~)

このご時世、情報を持っているだけでは価値にならず、適切なときに適切な情報を
相手にわかりやすく、使いやすいように引き出せてようやく価値のある情報になる
わけで・・・それができてやっと必要とされる人間になれるわけで・・・
だからそんなことするのは当たり前のこと。

それはさておき、「緊張感」って大切だと思います。
一流の人と時間を共有するとき、一流の組織の風土を感じるとき、
そこには必ず、「緊張感」というものが存在します。(あくまでも私の経験則ですけどね)

以前から思っていることは、一流と呼ばれる人は、切り替えスイッチを持っているということ。
プロとしてのスイッチを入れた瞬間、その人が放つ”緊張感”みたいなものを強く感じる・・・
そして、それは、社会に参加することで維持することができると安藤さんは言っています。

確かに、個人的な感覚で考えると、次の日が講演や研修の講師の仕事だったり、
お客様のところに訪問する日は心のあり方が翌日休みの日とは大きく異なります。
社会とつながるということは、社会的責任がともなうということ”でしょう。
その責任が大きければ大きいほど、緊張感は維持される・・・

最近いろいろな現場で感じることは、「緊張するから嫌だな~」「プレッシャーが怖いな~」と思って、
責任の大きな仕事を避けようとしている人が多くなっているということ。

私の経験則から言えることは、
「緊張やプレッシャーのない環境では
その人の成長は鈍化する」
 ということ!!

Aさん:「緊張から解放されたい、プレッシャーから逃れたいと思って生きている人」

Bさん:「常に緊張を保つことを大切に、社会とのつながりかたを考えている人」

”緊張やプレッシャー”をマイナス思考で捉えるか、プラス思考で捉えるか
AさんとBさんでは全く、生き方のスタンスが違うわけで、
安藤さんは、Bさんの生き方を大切にしながら、世界的な建築家になったわけですよね。
ということは、成功のエッセンスの一つとして学べることは、

「常に緊張感のある生活が成長には必要である」 ということでしょうか・・・

もちろん、24時間ずっとということではないでしょうが、
ボーっとしている時間を極力減らして、

「自分が社会に対してできることは何だろうかと常に考えることが大切」

だということでしょうね。(このフレーズも安藤さんのフレーズ)

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そういえば、以前こんな記事をブログ掲載したことがありました。

『最近の子どもたちは、親しい友達など”親密圏”の人間関係に異様なほど配慮し合い、
その傷つきやすい人間関係をマネジメントしていくことに何よりも優先性を認め、
莫大なエネルギーを注ぎ込んでいる一方で、親密圏の外部、つまり公共圏にいる
人間に対してはほとんど無関心
になっている』

 『現代は、公共圏を通らなくてもどこへでも行けるようになっている。現在のようなネット環境
が整う以前、時間と空間を隔てた相手とコミュニケーションをとるための手段は限られて
いました。ガールフレンドの自宅へ電話をかけるときに父親がでたらどうしよう・・・といった
緊張感など、意中の相手とつながりあうためには、自分にとって不都合な人間との
コミュニケーションも途中で経由しなければなりませんでした。しかし、今は広大なネット
空間へ開かれたケータイの小さな窓を覗き込むことで、面倒で不都合な人間とはいっさい
触れ合うことなく、自分にとって心地よい相手だけと、即座に人間関係を築くことができる
。』

実際にはもう少し詳細に書いてあるので、それを読みたい方は、こちら からどうぞ

ちゃんと社会とつながらなくてもなんとか成立してしまう世の中になりだしている・・・
だから、若者アルバイトさん達のひどい投稿がブーム化しちゃっている
のではないでしょうか・・・

社会(公共圏)に対する”緊張感”&”責任感”のかけらも感じない人達の増加・・・
このような社会背景が、そんな人間たちを創り出しているのかもしれませんね。

「緊張感を保つために、常に社会に参加する!!」

自分もおバカさんにならないように、常に社会の中の自分を意識して仕事でも
プライベートでもある程度の緊張感を保ちながら生きていきたいと思います!!

安藤忠雄さんの言葉から、自分への戒めも含めて、頭を整理整頓してみました。

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