時間管理とデッドライン ~人間は逆境にあるときに育つ~
- 2013.05.17
- MESSAGECONSULTING
昨日は久しぶりにオフィスで事務作業。
実は、5月に入って初めてのオフィス出社
最近では、月に数回しかオフィスに行けない状況ですね(>_<)
うれしいやら悲しいやら・・・
そして今日は地元の横須賀にて仕事だったため今は実家におります。
最近、コンサルティングの現場や、研修のテーマで
時間管理や効率的な仕事の進め方といった類の
相談やアドバイスをお願いされることが多いような気がしています。
いろいろなノウハウや手法を自分の経験体験を踏まえながら
それなりにお伝えしているのですが・・・
私がいろいろな視点で人間観察をしてきたところで思っていることは、
誰かに何かをお願いするときは、
『常に忙しくて、まわりからの評価も高い人に依頼するべき!!』
ということ。
忙しいだけの人、もしくは自分から忙しいと言葉にする人ではなく
ちゃんと、まわりからの評価を得ているということが大切ですね。
私が20代の頃、
同期や近い年齢のメンバーの状況は大きく分けると以下の2パターンに・・・
A君:次から次に先輩から仕事を頼まれやたらと忙しい日々
B君:特にやることもなくデスクで暇そうにしている日々
なんで、仕事は全員に均等に振り分けられないのか??
それは、この時点でそれぞれの信頼度に差が生じているからなんですよね~
そしてAさんとBさんの仕事のスタンスには大きなギャップがあるからなんですよね~
仕事を依頼したら、常に期待以上のアウトプットをしてくれるAさん。
それに引き換え、仕事はやってくれるけれど、期待に応えないばかりか
スピードも遅いし、そのクオリティーもいまいちなBさん。
そんな日々が蓄積していった結果、社内での評価は大きく差がひらくことになります。
Bさんが暇そうに見えても、もう仕事を一緒にしたくない先輩達は仕事を依頼しない・・・
Aさんが忙しそうでも、また一緒に仕事をしたい先輩達は、仕事を依頼する。
Aさんは仕事の本質をちゃんと理解しているから、依頼を受けた仕事で相手を満足
させることをいつも追求しようと努力する人。
その状況が更にAさんを成長させていくので、Bさんとは余計に差がひらいていく。
そんなことはおかまいなしのBさんは、同じ給料をもらっているAさんよりは楽な日々だから
俺はラッキーな人間だ!!なんて、かなり的外れな自己分析で、まわりからどう思われているかも
知らずにのほほんとお気楽な日々・・・
こんなことっていろいろな組織で起こっていることではないでしょうか。
もちろんそんな素晴らしいAさんでも、組織の中ではある問題に直面することもあります。
Bさんのような人がなぜか運よく? 会社をクビになることはなく生き延びている場合・・・
たまたまAさんの上司がBさんとなり、自分が仕事ができない後始末や、どう考えても
理不尽な仕事の指示を振りかざすこともありえるわけです。
「Aくん、これを君にやってもらいたいんだけど、来週までによろしくね!!」
「Bさん、私はこの案件についてはまだ勉強不足なので、Bさんにいろいろお聞きする
かもしれませんが頑張りますのでよろしくお願いします。」
「えっ何言っているの? この案件は俺もよくわからないから君に頼んでるんだよ。
だから俺に相談されてもわからないから、なんとか自分で頑張ってくれよ・・・」
こんな理不尽な人って・・・・以外といるもんですよ!!
だって、これ私の経験談ですから(>_<)
そんなとき自分がBさんに対してどのように思ったのか・・・
なんなんだこの人は?
今回はなんとか他の先輩に聞きながら乗り切るけれど、
もう二度と一緒に仕事はしたくない!!
といった感じでしたね~
そしてできればこの人の上にステップアップして指示を出されないポジションに行こうと
決心したのでした。
その決心は、それから2年後に本当に実現されることになります(^◇^)
まあ、ある意味、こちらのモチベーションをかきたててくれたということでは感謝したほうが
よいのでしょうか。
まあちょっと話は脱線しましたが、
『常に忙しくて、まわりからの評価も高い人』というのは、
無駄な時間を極力減らさないと、依頼された仕事をしっかりと完遂することができないわけです。
ということは時間管理や効率的な仕事の進め方のレベルが高い人ということにもなるでしょう。
そういう人は常に”仕事のデッドライン”を設定しながら仕事をしています。
以下、
「仕事ができる社員、できない社員」
~会社に「必要とされる人」になれ~ 吉越 浩一郎 著 より引用
今日中にやらなければならないことをピックアップしたら、
次はその日の定時ですべての仕事が終えられるように、
それぞれの仕事にどれくらいの時間をかけるかを自分で設定する
「間に合わない分は残業しよう」となってしまうのは、仕事ができない社員の考え方!!
仕事ができる社員は、三時間分の仕事を、二時間で仕上げるために工夫する
部下にデッドラインを与えない上司は、上司失格です
集中力を高めるための一番いい手段は、終わらせる時間を設定すること
一つひとつの仕事に時間のデッドラインをつけると、自然を効率が上がる
『仕事ができる人は例外なく、デッドラインを積極的に自分に課せる人である』
~人間は逆境にあるときに育つ~
一流の人は、自分を逆境に置こうとする、その結果伸びていく
環境を自分の力で乗り越えようとするとき、人は大きく成長する
自分のいろいろな経験を通じて、そしていろいろな人達と仕事をしてきた体感で
本当にそう思いますね!!
デッドラインとは、自分との約束なんだと思います!!
明日は、夕方から調布でサッカー関連の仕事??
に行って来ます