原石は磨かないと輝けない!?
- 2012.09.25
- MESSAGECONSULTING
人は、誰もがダイヤの原石。
きらりと光る何かを持ってる。
でも原石は、自分ひとりでは輝けない。
何かが、磨いてくれないと、永遠に輝けない。
そんな原石を最も磨いてくれるのは、仕事。
だから、正面から仕事にぶつかっていこう、
失敗しても何度もぶつかっていこう。
私の多くのクライアント先である幼稚園・保育園では、この時期くらいから
来年に向けた採用募集期間に突入します。もちろん園児募集も今真っ最中!!
運営戦略で更に上を目指すためにきってもきれないもの・・・それは「人材戦略」
だから、内定が決定してから4月に入るまでに、ほうっておくなんてもってのほか!!
人材戦略に力を入れたいということでお手伝いしている園では、
10月から、内定者に対する研修プログラムを組み立てて、それを実行に移します。
その園では、内定者にまず最初に課題図書が配布されるのですが、
それが上記の2冊です。(私と園長先生でセレクトしてみました)
★「仕事は味方」 浜口 隆則 著
★「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」 福島 正伸 著
冒頭の文章は、「仕事は味方」の中から引用させていただきました。
両著とも、小難しい話ではなく、非常にシンプルな内容!!だから学生でも読みやすい!!
しかも、小手先のテクニックやスキルという話ではなく、
これから社会人デビューしていく人達に大切にしてほしい仕事の意義や目的の話。
社会人としてつらい場面に遭遇したり、なんだかうまくいかないときに
立ち戻る場所や思考をちゃんと自分の中に準備&用意しておいてほしい~ということですね。
人のせいにしたり、環境のせいにしたりするのは簡単ですが、本質は違うところに
あるという考え方をセットアップしてから4月を迎えてほしいのです。
このベースの教育が養成校の段階では不十分なので・・・
自園でやるしかないのだと思います。(あとから学校に文句を言っても状況は変わらないし)
個人的には、このような仕事の根っこを学ぶ機会や研修を”マインドアップ”と言っていますが、
テクニックやスキルの前に、心を育てることからスタートしたいですよね。
しかし、後手後手になって、4月が始まってしまう直前にスキルやオペレーションの教育を
やるにとどまっている園が多いのも事実です(>_<)
しかし、研修プログラムに参加しても、それを受け入れて行動変革につなげられる
人ならよいのですが・・・そうでない人もちらほら登場するものですよね!!
じゃあ何が大切か?
その答えが”幼児教育”にあるのではないかと思う今日この頃です。
その子がどのような環境や親のもとで育ってきたかで、大きく異なる未来が・・・
最近、ある園でとりくもうと準備している企画なのですが、それは「プレママ教育!!」
妊娠中に親がどのような生活をして、どのような気持ちでおなかの中の赤ちゃんに接して
いるかで、すでに子どもの未来に影響がでてきてしまうという話。。。
おなかの中のダイヤの原石・・・
0歳の前から磨きをかけることができるようですよ~
人材育成は奥が深い!!
もっといろいろな角度から原石の磨き方のコツを勉強しないといけませんね(^◇^)