”ヒプノバーシング”ってご存知でしょうか?
皆さんこんにちは。雑賀です。
先日、ご支援先の幼稚園にて、これからスタートしようとしている
あるプロジェクト?の打ち合わせに参加する機会がありました。
皆さん、「ヒプノバース」、「ヒプノバーシング」という言葉を知っていますか?
私は、今回初めて知ったのですが・・・
女性が穏やかにナチュラルに子どもを出産するための準備プログラムとお伝え
したらよいでしょうか。アメリカで1989年に開発されて、現在では世界の34カ国に
広がっているそうです。アメリカでは妊婦の約1割がこのヒプノバーシングを通じて
子どもを出産しているとか・・・最近ではセレブの間で流行っているとか・・・
なぜ?「ヒプノバーシング」かと申しますと・・・
この幼稚園の将来ビジョンの中に「真の子育て支援の実現」というものがあります。
地域に住んでいてこれから出産を控える方
以前出産をして大変な思いをされた方
自分の子育てに不安を抱えている方・・・
などを対象に、出産への準備や考え方からその後の子育てのちょっとしたノウハウ
などをプログラム化して、ご提供することで
子育てに対する不安や勘違いを取り除いていったり子育て相談の窓口になったり・・・
大きく捉えれば、少子化に歯止めをかけたり・・・
そんな大きな夢を持ちながら取り組んでいこうという構想でスタートしています。
その一つの切り口として「ヒプノバーシング」にたどり着いたのです。
もちろん、生まれてからのいろいろな悩みや相談に対する受け皿としても
機能していこうと考えています。
日本で活躍する数少ない
ヒプノバーシング公認プラクティショナーである「龍野恵里子」さん
をお呼びして、話を聞かせてもらいました。
出産に対する”痛い”とか”大変”とか”つらそう”といったマイナスの先入観や思い込み
を取り除いていくことがすごく重要らしいですね。
確かに、自分は男ですが、友人の出産の苦労話などを聞くこともあるので
そんなイメージを基本的に持ってしまっていますね・・・
★夫婦や家族の絆、良好な関係(安定性)
★この世に生まれてきてくれてありがとう・・・という”WELCOMEな環境づくり”
★お腹に赤ちゃんがいるときのお母さんの心身を含めた健康状態
★産院とのパートナーシップや互いを理解するコミュニケーション
などがすごく重要と教えてもらいました。
そんなことが大切ですからヒプノバーシングのプログラムは夫婦で参加するようになっています。
当然ですが、お母さんが精神的にストレスを抱えていることなども赤ちゃんにとってマイナス要素。
夜泣きの頻度や状態に差が出てくるそうです。
「何事も”環境整備”が重要である」 と考えさせられました。
龍野さんは、日本での「ヒプノバーシング」の認知度はまだまだ です。とも話されていましたね。
自分は、コンサルタントとして、全体をプロデュースするような仕事をお願いされて
いるのですが、このプロジェクトに関わりながらいろいろな面で勉強していきたいと思います。
子育てって実は生まれる前からスタートしているのかもしれませんね。
だとしたら、すごく先進的な視点で教育プログラムを創ろうとしているのかな??
まあ、どこまでカタチにできて反響を得られるかはわかりませんが、
世のため人のためだと思って、皆さんとよいモノを創っていきたいと考えています。
明日は、名古屋に行ってきます。