「秋」の語源はご存じですか?
- 2011.10.28
- BLOG
皆さんこんばんは。野村です。
急激に寒くなり、私は温かい飲み物を選ぶようになってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、肌寒いときは、手間でも一枚羽織るようにしています。
さて、今日は「読書の秋」ということで、私の好きな本を紹介したいと思います。
最近は、ビジネス書ばかり読んでいますが、学生時代に好んで読んでいた「山本周五郎」の本を
紹介します。(タイトル関係ないです。 ⇒ 「秋」 )
山本周五郎は時代小説で名を馳せた文豪です。
代表作は、
仙台藩(私の出身地)で起こった伊達騒動を題材にした「樅ノ木は残った(上中下巻)」
由井正雪を題材にした「正雪記」
というような歴史に準えた内容が多い作家です。
個人的に、時代小説の良いところは、
「男くさい」
「風景描写が素晴らしい」
ところが好きなのです。藤沢周平も好きですが、山本周五郎のほうが好きです。
主観ですが、藤沢周平はストーリーが綺麗な感じで、山本周五郎は泥臭い感じです。
山本周五郎の作品の中でも一番のオススメは「ながい坂(上下巻)」です!
周五郎の作品の中で一番最初に読んだ作品であり、私の人生に絶大な影響を与えてくれた本です。
恩人ならぬ、恩本とでも言いましょうか・・・。
ながい坂は、一言で言うと、下層武士生まれの「三浦主水正(幼少名:阿部小三郎)」が最後は城代
家老にまで登り詰める出世物語ですが、身分差別、人生観、仕事観、夫婦観などありとあらゆる
教訓が詰まっているとても深い深い作品です。
読んだのは8年前くらいになり、内容を細かくは覚えていませんが、
「苦しいことがあっても受け止め、諦めず一歩一歩進み続ける」ことを学んだ作品だということは
今でも鮮明に覚えています。
ラストシーンも輝いている作品です。
ぱらぱらめくると文章の素晴らしさに目眩がします。
読書が趣味な私ですが、当時はまったくアウトプットを意識せずに読んでいたため、
文章作成能力が低いまま・・・。
再度、名作文学を読む時間を作り、アウトプットを意識した読み方をしたいと思います。
司馬遼太郎をずっと読みたいと思っていたので、ビジネス書と合わせて読む時間を作って、
いこうと思います。(まずは、買って読んでない本を読む!)
皆様も一度読んで本棚の奥にしまってある本をパラパラと見直してみると、読んだ時のことを思い返す
きっかけになったり、線を引く文章の選び方が違っていたり、面白いかもしれません。
コレはオススメ!という本があったらジャンル問わず教えて頂けたら幸いです。
最近は読めていませんが、漫画も大好きです!
それでは、本日はこれで失礼致します。
ありがとうございました。
*山本周五郎 メモ 衝撃を受けた言葉たちです。
「周囲の評価とその人間の本質とは必ずしも一致しないということだ」
「人間はどこまでも人間であり、弱さや欠点を持たない者はない、ただ自分に与えられた
職に責任を感じ、その職能をはたすために努力するかしないか、というところに差がで
きてくるだけだ」
「人はときによって-いつも自分の好むようには生きられない、ときには自分の望ましく
ないことにも全力を尽くさなければならないことがあるものだ」
「幸不幸は現象であって不動のものではない」
「勤労の裏づけのない富は、人間を誤る」
「人間がこれだけはと思いきったことに十年しがみついていると、大体ものになるものだ」
人間は「絶望」から脱け出るたびに高められる。
「この人生には、無数の教訓がちりばめられている。しかし、どの1つをとってみても、
万人にあてはまるものはない。」
「一足跳びにあがるより、一歩ずつ登るほうが途中の草木や泉や、いろいろな風物を
見ることができるし、それよりも、一歩、一歩を慥(たし)かめてきた、という自信を
つかむことのほうが強い力になるものだ」
第5回SPECIAL ONE CLUB のスポット参加のご連絡を頂いております!
ご参加の可能性がある方は是非、お早めにご連絡をお願い致します!
今回の会場は新宿です!
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第5回 SPECIAL ONE CLUB 11月16日(水)開催13:30~17:30
やまなみ幼稚園 田中文昭園長 講演会 ~園長のへや~
講演テーマ ①「幼児にとっての環境とは」 ②「やまなみ幼稚園の歩んできた道・現状・未来
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株式会社クロスライフパートナーズ(担当:野村)
TEL:03-6427-6090E‐mail:info@crosslifepartners.com
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