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思考の整理整頓シリーズ ”問題対処と問題解決”(ウォンツとニーズ)

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皆さんこんにちは。雑賀です。
9月に入りましたがまだ少し暑いですね・・・もう少しで秋らしくなっていくのでしょうか。
CLPも第3期の上期が終了したということで、昨日は戦略会議を行いました。
といっても2人ですが・・・ まあ下期や来期に向けてのマインド共有ができたと思います。

そして昨夜は、私が以前、定期的にセミナーや講演会を開催していたときに
DVD撮影をお願いしていた「閃株式会社」の菅野社長と会食をさせていただきました。
場所は、六本木の四国味遍路 88屋(はちはちや) というお店です。
ミッドタウンの近くなのですが、CLPオフィスから歩いて15分くらいだったので以外と近い
ことが判明。四国料理とお酒を堪能しました・・・そして酔っ払いました。
菅野社長は、電通で26歳でディレクターになった伝説的な人です。そして29歳で独立
されました。ですから、仕事人としても経営者としてもとても刺激的な話を聞けた夜でした。
2年以上ぶりの再会でしたが、そんな気もせず楽しく有意義な時間となりました。 

菅野社長の提案で、私と感覚の近いビジネス仲間を集めて
「雑賀会」(集まって飲んでしゃべる会)
なるものを発足してほしいというオーダーをいただいたので、
頑張って第1回が開催できるように準備したいと思っています!!

本日は思考の整理整頓シリーズということで!!
私のiPhoneメモからちょっと抜粋してみました。

【問題対処と問題解決(ウォンツとニーズ)】

ある国の難民がいます。
毎日多くの子ども達が栄養失調で亡くなっていきます。
さて、あなたはこの国に対してどのような支援をしますか??

もちろん、すぐにできることとして食糧や物資を運んだり、資金的な援助をするという
回答になる人が多いでしょう!! 正しい選択だと思います。
しかし、支給した食糧や資金が底をつけば、また同じ現象が繰り返されるのも事実ですね。

これを問題対処と言います。
決して間違ってはいないのですが、問題対処は一時的な状況好転にすぎず、またしばらく
すると同じ問題が繰り返されてしまうのです。
違う言い方をすれば、その場しのぎと言います。
だから対処ではなく、問題を解決するために何をするべきかを考えて対応できる人が
賢い人間だと思います。

ではどうすることが問題解決につながっていくのか??
彼らが自主自立できる環境を作る仕組みを提供することが解決方法になるのです。
例えば、魚釣りの方法を教えるところから始まる漁業の仕組み、
地産池消を前提とした農業の仕組み、その他に雇用を生み出す企業誘致、
そのような環境で必要とされる知識や技術を身につける教育の仕組み・・・など

つまり、まわりに頼らずとも自分達のことは自分達でできるように導くことが本当の
問題解決につながるということです。
そうすれば、食糧や資金を送り続ける必要はなくなっていくのです。

あなたが一生懸命頑張って進んでいる道は、問題対処への道ですか?
対処の連続をして疲れている自分、あまり前に進んでいない自分がそこにはいませんか?

実はこの話は、TOYOTAのCSナンバー1ディーラーとして有名な「ネッツトヨタ南国」の
横田社長から教えていただいた話です。
それ以来、個人的にはとても大切にしている教えなのです。

何も食糧難民の話だけではなく、このような状況は常に自分達のまわりに起こっていること
だと思います。

例えば、”子育て”というテーマで考えれば、子どもが泣きながらクリアできない壁や問題に
直面しているとき、すぐにその代わりをやってあげたり、答えを教えたり、何かを買い与えたり・・・
これはまさしく問題対処ですね!!

その親子は一時的な状況好転に満足するかもしれませんが、その対処は本当にその子の
ためになっているのか?それは否です。俗に言う過保護、甘やかしというものです。 

子育ての問題解決とは、その子がどんな状況でも強く逞しくまわりに迷惑をかけず
自分で生きていける力をつけてあげることですよね!!
過保護や甘やかしという対処の連続によって、困ったら誰かが助けてくれるから
困ったアピールをすればいいという勘違いをインプットされた子どもはおそらく
いろいろな意味で将来不幸になります。そしてまわりからいつの間にか頼りにされなくなります。
困ったら親の支援やまわりの支援をただ待つだけで自分では何も考えない人間に
なってしまうのですから・・・ 

最近、そんな子育ての対処による弊害が社会的な問題になっているような気がしてなりません。
自己責任性や問題解決能力が乏しく、他人依存度が高い若い人が増えている気がして
なりません。いや、若い人だけではなく政治の世界でもそんな弊害が蔓延しているのでは
ないでしょうか。

その場しのぎや一時的な状況好転に惑わされず、本当に大事なことは何かを深く考えて
行動できる人が真のリーダーと言われる存在になるのでしょうね!!

相手が今、欲しているもの(ウォンツ)と本当にその人にとって必要なもの(ニーズ)は
必ずしも一致しないということを深く考えることが重要です。
目先の対処も必要なときはありますが、もっともっと物事を深く考えることが重要です。

そして、相手やお客様にとって本質的に必要なもの(真のニーズ)を提供できたり、カタチに
できる人こそ、社会に必要とされる人財なのだと思います。
 
CLPも問題対処ではなく、問題解決につながる仕事やサービスを提供できる会社を
目指していきたいと思います。 

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