時代を超えた成功の法則? グレートカンパニーへの道標!!
どうも、雑賀です。
最近、あらためて良著だな~と思って読み返している本が・・・
「ビジョナリーカンパニー② 飛躍の法則」!!
CLPの将来像や展開などを考える上で、そしてコンサルティングサポート
をしているお客様の進化の方向を模索する上でも基盤にしている本ですね。
その最初のフレーズが
「グッドはグレートの敵である!!」
良い会社と偉大な会社の徹底的な差異ポイントを膨大なリサーチ結果
から導き出した大変ありがたい本なのであります。
特に個人的にインパクトが強烈で、仕事の経験則を通じて実感する内容は・・・
★偉大な企業への飛躍を導いた指導者は、
まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、
つぎにどこに向かうべきかを決めている。
★「だれを選ぶか」をまず決めて、その後に「何をすべきか」を決める!!
★ビジョンも、戦略も、組織構造も、技術も、「だれを選ぶか」を決めた後に考える。
★どういう人が「適切な人材」なのかを判断するにあたって、飛躍を遂げた企業は、
学歴や技能、専門知識、経験などより、性格を重視している。
★具体的な知識や技能は教育できるが、性格や労働観、基礎的な知能、
目標達成の熱意、価値観はもっと根深いものだと考えている。
★だれかをしっかりと管理する必要があると感じるようになったのであれば、
採用で間違いをおかしたのだ。最高の人材は管理を必要としない!!
指針を与え、教え、導く必要はある。だが、しっかり管理する必要はない。
まだまだたくさんのポイントが完璧なまでに整理されているのですが、
個人的には上記の内容を基盤にしながら会社を運営したり仕事と向き合っていたり
するんですよね~
そういえば、一度お会いしたある若いカリスマ社長が言っていたことを思い出しますね。
「何をやるかよりも、誰とやるかが大切な時代である!!」
まさに、就職難で大変な時代だと言われている今だからこそ、この言葉は就職活動中
の学生さんに伝えたいと強く思います。本当に共感できるフレーズなのです。
何でセレクトではなく、誰でセレクトしてほしいですね。
でもまだ難しいかもしれません・・・
逆に企業側からすれば、採用を本当に強化して自社に適切な人材を確保するために
本気に取り組まないとバスの中が混乱だらけの状態になってしまうのでしょう。
そして、この本にもこんな文章が・・・
★何を達成できたとしても、時間の大部分を愛情と尊敬で結ばれた人たちと過ごして
いるのでなければ、素晴らしい人生にはならない・・・
愛情と尊敬で結ばれた人たち、同じバスに乗っているのが楽しい人たち、失望させられ
たりはしない人たちと時間の大部分を過ごしていれば、バスの行く先がどこであろうと、
まず間違いなく素晴らしい人生になる。
有名な会社(職業)だから、皆に人気がある会社(職業)だから、給料がいい会社(職業)だから・・・
会社や職業のイメージやメディアの誘導などに惑わされているのは非常にナンセンス!!
それよりも、そこにどんな人たちがいるから、どんな人たちを時間を共有できるから
という視点で自分の仕事や時間の使い方を見つめ直すことが大切なのでしょう!!
自分がどんな仕事に就いているかではなく、どんな人と一緒に貴重な時間を共有できるか
という視点で見つめ直したときに、そんな時間が仕事でもプライベートでも多ければ多いほど
幸せなんだろうな~と思うのであります。
少なくともCLPはそんな考えをベースにバスに一緒に乗ってくれる人たちとの
クロスライフ(素敵な縁むすび)を創造していく会社でありたいと強く思っています。
CLPのバスはこれからどこに向かうかは決めつけず、
常に楽しくて、いつも笑顔がたえなくて、なんらかの使命感に燃えていれば
それでいいのだと思います。そんなバスを持っている会社にしたいな~!!