子どもたちの歌声を通じて感じるもの♪♪
日曜日いかがお過ごしでしょうか?
今日は午前中は地元で恒例のサッカーの試合をして・・・
そして今はオフィスで過ごしております。
この時期になると幼稚園の経営コンサルタントの仕事柄、いろいろな幼稚園の
音楽発表会にご招待されることが多くなります。
体が一つしかないので、すべての園の発表会を見ることはできませんが、
金曜日は、午前と午後に分けて2園の発表会を見学させてもらいました。
それぞれ違ってすべて良し!!というのが率直な感想ですね。
そして、そこには今まで培ってきたその園独自のカルチャーが存在します。
だから、どのような発表会がいいかなんて正直わかりませんし、決める必要もない気がします。
そこにオリジナリティーがあるかどうか・・・それが大切でしょうね。
他園のコピーはオリジナルには勝てません!!
でも、いろいろな園の発表会に行く機会が多いので、自然と相対比較できてしまうのも
事実です。園でやるかホールなどを借りてやるかの違いは大きくありますが・・・
案内状やパンフレットのクオリティー、受付の対応、座席への案内やアナウンスの仕方、
保護者の見学姿勢&装い、先生たちの立ち居振る舞い&装い、
子どもたちの立ち居振る舞い&パフォーマンス・・・あげればきりないですね。
そして、一緒に同行した園長先生とも話していたのですが、
園の重要視している視点(指導強化ポイント)によって、子どもたちのパフォーマンスに
おける強みが違うということ。
歌を元気に大きな声で歌うことを重要視するのか、
心を込めて感情表現ができるように指導しているのか、
演目のストーリーを理解して、演じる表現力や伝達力を指導強化ポイントにしているのか・・・
その園の視点(先生が何を伝えるか)によって、子どもたちが練習中に意識するポイントが
異なってくるのでそうなるのは当然なのでしょうね。
そこを明確に積み上げていれば、発表会という機会を通じて、子どもたちは成長しますよね。
しかし、そこの視点が不明確で指導する先生たちで共有できていなければ、当然子どもたちは
バラバラになり、成長もバラバラになってしまうでしょう・・・
つまり、その指導や日々の練習の積み重ねにどんな意図があるのか??それが大切!!
そしてその意図(こだわり?)がオリジナルを創造していくのだと思います。
その意図が子どもたちに伝わり一体化した瞬間を感じれたとき、そこにいる人は感動するでしょう。
「ブラボー!!」の世界です・・・
よく伝えるのですが、各種行事を通じて、子どもたちの何を育てるために、どんな指導をして
どのレベルまで子どもたちを導くのかという目的と目標を共有化することからスタートしないと
発表会をやることに満足している勘違い教育施設になりかねませんね・・・
それを一般的にはマンネリ化集団と呼ぶのです。
といいつつ、自分もあらゆる部分でマンネリ化しないようにしなければ