成長曲線~努力した時間と成長は正比例しない??
- 2010.09.01
- 講演&研修PERSONAL COACHINGMESSAGE
今日から9月に突入ですね。今年も残り4カ月、つまり残り120日なのです。早いものでCLPも第2期後半戦スタートです!!
それにしても暑い。ということで涼しさを少し感じるであろう画像を・・・
昨日は、埼玉の幼稚園で2学期スタートの合同職員会。本日は、神奈川の幼稚園で教職員研修会。そして、明日は大阪の幼稚園にてコンサルティングアドバイス・・・
ありがたいことに、ちょこちょこ研修会や講演会の依頼をいただきますが、昔は、話す前にあたふた準備していたことを思い出します。今ではなんとかそんなに焦ることなく、緊張することなく、ある程度話せるようになりました。
「量が質に転化する」
という言葉がありますが、まさにそれだと思います。量を自分に課すことで、それが質の向上につながると思います。この10年間でどれだけ研修や講演の講師をしてきたかは数えていませんがかなりの量を蓄積してきたな~と思います。
もちろんそれだけではなく、自分の持っているコンテンツのバリエーションとボリュームが蓄積されてきたことも大きいと思いますね。今でも十分若造ですが・・・20代前半の本当に若造のときは、講演の1週間前から、心臓ドキドキでしたね。怖くてしょうがないから、すべて話す内容をレポート用紙に書きだしたりして・・・1時間程度で、たぶん十数枚くらいでしょうか・・・
今、そのファイルは自宅の書類棚にストックしてありますが、かなりのファイル数がありますね。自分が努力をしてきた証として大切なものです。昔は後輩がそれを見て、びっくりしていましたが・・・頭が真っ白になって何も話せなくなる自分が怖くてしょうがなったんですよね。
自分の経験を踏まえて、研修やら講演では「成長曲線」という話をすることがあります。
自分がかけた時間(努力した時間)と成長のスピードは正比例しないということです。
以下、テキストの抜粋コンテンツより
皆さんは、日々自分なりに努力していると思います。
当然ですが、努力というものは、ひとつひとつ地道に積み重ねていくことが大切です。
それに対して成長は一歩一歩目に見えるように明確に現れてはこないのです。
毎日、一生懸命努力しても、なぜか自分の成長が見られない日々が続くこともあります。
でも確実にあなたの力は内に蓄えられているのです。
少しの期間で急に成長することはありませんが、継続こそ力なりです。
これを信じて努力し続けられる人こそが、最終的にまわりに必要とされる人間になれるのです。
頑張っているのにどうもうまくいかないからと言ってすぐにあきらめてしまう人は、
どこに行っても、何をやっても同じことを繰り返し、
もう少しで急成長するところまできているのに、その直前で引き返す人生を送ることになります。
だから仕事のやりがいや楽しさを実感できる領域に入ることなく時間を過ごしていくのです。
これはあくまでも持論ですが、自分の体験から強く実感している内容ですね!!
実際には正比例ではなく2次曲線になるんです。自分の第一次ブレークスルーポイントは、社会人3年目でしたね。自分へのオーダーで仕事をいただくことができるようになったんですよね。
それまでは、もう死んじゃうくらい休みもなく徹夜だらけで働いていましたから・・・うれしかったな~めちゃくちゃ大変だったけど、頑張ってよかったな~と思えましたね。その翌年、全社の中でブレイク大賞を受賞してしまいました。そして、いきなり管理職に・・・26歳なのに・・・
特に若い人で、悩んでいる人には話すようにしていますね。だってこういう人が多いように気がしているので・・・もったいないな~あとちょっとなのに!!
「100回叩けば突破できる壁があっても、99回であきらめてしまう人がいる。
その人は今までの努力やかけてきた時間が無駄に終わってしまう。」