”思いを伝えることって大切” 心を揺さぶる感動ムービー
- 2010.08.27
- 園トータルサポート
8月の後半になると・・・
幼稚園の経営コンサルタントとして、ある内容のアドバイスが増えてきます。
それは、多くの園で9月中に実施する「入園説明会」に関する
アドバイスです。一昨日も昨日もその前も、ご訪問した幼稚園では、入園説明会の
内容やプログラムや当日のオペレーションなどについて詳細に最終確認
の打ち合わせをしてきました。
入園説明会は、どこの幼稚園に入園しようかと迷っている保護者に対して
最終的な決断をしてもらうために行うという目的もありますが、
もっと大切なことは、その園の思いや方針に共感・共鳴する人を創造する
貴重な機会だと考えて、プログラムを構成することです。
教育機関として、方針に共感・共鳴する人たちを集めることは
基本戦略として最も重要視するべきです。そうしないと、せっかくの教育効果
が発揮しにくくなってしまうからです。
その社会的現象が・・・モンスターペアレント問題!!
それが原因で、先生たちの精神障害、自信喪失・・・
被害者は最終的に子どもたち・・・
この悪循環は、基本戦略の希薄さに起因しているので、小手先の対応や処理では
なんの解決もしないのです。
話は戻りますが、入園説明会でやってほしくないことは、パンフレットや用意した
資料を棒読みすることです。そんなのは読めばわかるので時間の無駄!!
大切なのは・・・
「園の基本知識や情報を伝えるのではなく、文字にはできない思いを感じてもらうこと」
そして、終了したときに、その思いにどれだけの人が共感してくれているか!!
その数が多ければ多いほど、素晴らしい入園説明会だと思っています。
全国各地で、いろいろな園をチェックしてきましたが、その内容にはものすごい差が
あるようですね。それを知っているから、適切な指導ができるのかもしれません。
最近では、上手に自園のムービーを制作して、思いを伝える工夫をしている園が多いですね。
そこで本日は、少し前に感動ムービーとして、自分のまわりで流行っていたものを・・・
初めて見たときは衝撃的でした~。
初めての人は、ハンカチをご用意してスイッチオン!!
う~ん、これが親子の絆。無償の愛。すごいです!!
しかし、最近のニュースを見ていると、常識では考えられない悲しい事件が多いですね。
本来、あるべき「親子の絆」の崩壊・・・
愛のない家庭に育った子どもたちの行く末はいかに・・・
その子どもたちが親になり、なぜか同じことを繰り返していく・・・まさに悪循環
これが長期的スパンで見た、日本の問題でしょうね。
こんな世の中でいいのかな~?? まずいですよね。
どうにかしたいものです。