「BLUE MAN GROUP IN TOKYO」 2010 !!
- 2010.06.29
- BLOG
「BLUE MAN GROUP IN TOKYO」
を観賞しに六本木に行ってきました。
さすがに専用シアターだけあって、ステージと会場が近くて、観やすいし、
ブルーマンが近くてよかったですね!!
会場を歩きまわるし、いつのまにか自分の後ろに登場したりするので少し怖かったかも・・・
以前から気になっていたのですが、なかなかきっかけがなくてようやく実現!!
3人のブルーマンの無言パフォーマンスは、かなり新感覚の刺激でしたね。
もともとは、1987年にニューヨークの路上で3人組のストリートパフォーマンスとして
スタートしたらしいですね。それが今や世界各国で公演しているとはすごい!!
音楽、リズム、色、映像、動き、間合い・・・などいろいろな側面からの演出が
盛りだくさんで、感性がかなり刺激されました。
そして、会場との一体感や笑いあり、感動ありの演出も緻密に構成されていましたね!!
さすが、全世界で人気のある公演と感心!!
興味ある方は、9月まで日本公演をしているので、ぜひ観に行ったほうがいいですね。
ところで、ブルーマンの創立者が、ニューヨークのマンハッタンに幼稚園を創っていたことは
ご存じですか?? 2008年に幼稚園としての認可を受けて現在は大人気だそうです!!
この話、あまり知られていないんですよね・・・
このことも個人的には気になっていて、興味があったんですよね。
その名も「The Blue School」 http://www.theblueschool.org/
壁面にはブルーマンのショーで登場するパイプが垂れ下がり、子どもたちがそれを使って
会話したり、床面を踏むと、光が点滅したり・・・子どもたちの感性を刺激するアクティビティ
がいろいろ展開されているみたいですね。
そして、この「The Blue School」の教育の根幹となっている考え方は・・・
知る人ぞ知るあの「レッジョ・エミリア」の教育メソッドのようなのです。これまた興味あり!!
レッジョ・エミリアとはイタリア北部にある人口14万人程度の地方都市の名称です。
このレッジョ・エミリアで、戦後に地域の共同保育運動として築かれたものが、
「レッジョ・エミリア・アプローチ」と呼ばれています。
その教育メソッドが、「最も革新的な幼児教育」ということで1990年代から大変注目されるように
なりました。
常駐の芸術家、教育専門家、保育スタッフ、両親、地域(行政)が協力しながら、
子どもの感性と創造性を伸ばすために、さまざまなプログラムが提供されていくようです。
日本のように、幼稚園、保育園という分け方はありません。
つまり、市民の声から始まった、地域ぐるみの教育プログラムの先進モデルでしょうね!!
実は、このスタイルの確立は、自分が幼稚園のコンサルタントとして、理想としている方向なのです。
どこかの幼稚園、地域で実現できたら素晴らしいですね!!
詳細について知りたい方は、インターネットでリサーチ願います・・・
この活動の中心を担う教育者のローリス・マラグッツィさんの言葉、
「子供は教えさえすれば受動的に学ぶのではなく、
子供が何か自ら主体的に行為する中に学びは存在している」
本当にこのコンセプトが今こそ大切だと思うな~
「あ~しろ、こ~しろ」ではなく、「あ~したい、こ~したい」 という子どもの気持ちを各種のプログラム
や教師や親の関わり方によって創造することこそ、本当の教育だということでしょうね。
何事も主体的な気持ちで取り組めれば、自分の力になっていくことはわかっているはず
なのに、それを子どもにしてあげられない大人が多いのかな??・・・残念。。。
まあ、この大きな課題を解決していけるようなきっかけを創るのがCLPのやりたいことでも
あるので、頑張りたいですね~!!
とりあえず、ブルーマン観てない人は、ぜひ観に行ってくださいね。