たまたま、昨日のNHKの「こころの遺伝子」（22時～）という番組をつけたら
海洋冒険家の白石康次郎さんが出演していました。
ご覧になった方はいますか？？

実は、白石さんとは昨年２回ほど、講演会を聞くチャンスがあり
そのあと一緒に食事をしながらお話もすることができました。
すごく、魅力的で刺激的な人でしたね！！

それもそのはず、１９９３年２６歳の時に２度の失敗を乗り越え、
１７６日間で史上最年少単独無寄港無補給世界一周の記録を樹立した
日本が世界に誇る偉人なのです。

鎌倉の海で育った白石少年は、この海の向こうに何があるのか？・・・
船でそれを確かめたいという夢を強く描いたそうです。

講演会や本を読むと、レポート化する習慣がある私ですが、今回は、
白石さんの講演会レポートからエッセンスを抜粋してご紹介・・・

【人生で大切なことは海の上で学んだ】

・とんがってもいいが絶対に人に対して無礼であってはならない

・親は子供の軸足である（夫婦円満こそ軸足が安定するすべての源泉）
　軸足を持っている子は、自分に自信が持てて強い意思を持って行動ができる
　軸足が不安定な子は、目がおびえ、常に不安を抱えている

・世界で共通なのは、誠意を持って対応すれば、誠意を持って返してくれること

・お互いの良いところを認めると融合する。欠点を責め合いすると破滅する

・“素直でまっすぐ”であれば、それでいい　
　夢は、すべて自分の中にある、それを外に求めても見つかるわけがない

・世の中のすべては変化する（それを受け入れることが重要）
　すべてを受け入れるとは、すべて自分の責任だと思うことである。
　苦しみから逃げることはできない。しかし苦しみを苦しみでなくすることはできる。
　すべては自分の心の在り方で決まる。 

他にもたくさんの素晴らしいコトバや、直接お話しさせてもらったときには、
いろいろなおもしろ裏話もたくさん・・・

”すべては自分の心の在り方で決まる”・・・これ自分の中で大切にしている言葉です。

　

　一流であったり、何か人ができないことを成し遂げたり、夢の実現のために
　人一倍努力してきた人は、そのプロセスを通じて、自分なりの哲学を
　持つようですね。　本当に成し遂げた人が語るからこそ、こちらの心に響いて
　くるんですよね。

　そして、白石さんは、ものすごいことを達成しているのに
　至ってナチュラルでフランクな方で、まったく偉そうに振舞わない。
　こちらにも気楽に話しかけてくれました。

　こういう人が本物のかっこいい人なんだと刺激を受けました。
　
　自分の中の定義として、本物はいつも自然体だと思っています。
　できる限り、自分も自然体でありたいものです。

　実は、白石さんの話は、いろいろな幼稚園で、園児のお父さんやお母さんに
　聞いてもらいたいと思っています。白石家の子育ての話は本当に素晴らしいからです。
　このような家庭環境があったからこそ、白石康次郎という偉人が生まれたことが
　よくわかります。

　ぜひこれから、自分がその橋渡し役になりたいと思っています。
　白石さんも２年後の世界一周レース出場を目標に全国各地でいろいろな活動を
　されています。そして、子どもたちに夢を持つ大切さを教えています。

　ご興味ある方は、ぜひCLPまでご連絡を！！